2005年12月 7日 (水)

太田市議会を傍聴に行ってきました。

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まちづくり基本条例の趣旨説明があるということで、太田市議会の傍聴に行ってきました。市の提案する議案の説明は、すべての一般質問が終わった後に駆け足で行われ、その後各委員会に付託されて討議が行われることになります。2時ごろという話でしたが、一般質問が終わって議案の説明が始まったのは午後3時45分。そこから67の議案が順次担当部長から説明されていくのですが、ひとつの議案の説明は数分以内で、あらかじめ議員に配布されていると思われる資料に基づいて行われるため、傍聴者はほとんど説明の内容は理解できません。

そのことが理由なのかどうかわかりませんが、一般質問のときはかなりにぎわっていた傍聴席も議案説明になると急に閑散としてまちづくり基本条例の検討委員だったわたしを含めて4名の傍聴者がいるだけになってしまいました。

まちづくり基本条例は議案の15番目で、そこまでの説明所要時間はおよそ30分。ひとつの議案の説明時間は平均2分ということになります。まちづくり基本条例の説明は、早口で行われたものの一応全条例の流れを説明したので3分か4分ぐらいはかかったかと思います。

とはいえ、やはり初めて聞いた人にはちんぷんかんぷんだったのじゃないかなと感じました。議会では市の提出する議案がかなり多いし、実際に行政が行っている仕事の大半がこれに基づいて行われていくのだと思うので、もう少し丁寧に説明したり、抜粋でもいいので資料を欲しい人にはわたすなど、聞いている人に対する配慮があるといいのにな、と思いました。

さて、話は違いますが、帰りがけにこんなトイレが目に付いたので写真を撮ってきました。

以前ブログでも触れたと思いますが、県議会棟には子ども連れで入れるトイレがありません。市議会にはオムツ替えシートが設置されているので、よいことだと思いました。さらに注文するとすれば、ベビーキープ(赤ちゃんをすわらせておくイス)もあるともっといいと思います。オムツ替えシートはオムツを替えるのにはいいのですが、用を足す間赤ちゃんを待たせておくには不安定で危険なので。

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2005年10月12日 (水)

まちづくり基本条例検討委員会 素案を市長に提出

素案ができてから3週間たってしまいましたが、ようやく今日、委員が集まった中で会長から市長に直接素案と検討会の議事録、配布資料その他の全記録を手渡すことができました。

市長からは、この条例案の検討を発案したけれども、出来上がったときに受け取る立場にいられるかどうか分からなかったので、今日これを受け取ることができてとても嬉しい、この案をできる限り生かして条例として成立させたい、という旨の発言がありました。

手渡すだけなので、ほとんど時間はかからないはずだったのですが、やはり委員のみなさんから、この条例にかける熱い思いが次々に伝えられ、結局手渡してから30分ぐらい発言が続きました。資料の厚み以上の重みが、市長にもきっと伝わったことと思います。

その後は、場所を移して委員と市の職員の人たちとで懇親会(もちろん自費です)。場所が変われば雰囲気も変わるもので、委員同士も職員の人とも、ぐっと距離感が縮まり、よい会となりました。

毎週のように顔をあわせていても、条例のこと以外はほとんど話していなかったので、初めて個人的な話ができた人も多く、また委員とか職員とかいう立場を少しだけ離れることができたような気がしました。

ちなみに、わたしはとてもドジでそそっかしいところがあり、今日もちっとも飲んでいないのにさっそくグラスを倒してしまい、「飲みすぎだよ~」と言われてしまいました(^ ^;。ビールがかかってしまった方、すみませんでした(><)。

条例の方は、少なくとも議会を通って成立するまでは見守っていかなければと思います。みなさんからのご意見も、お待ちしています。

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2005年9月22日 (木)

まちづくり基本条例検討会案ができあがりました!

今年1月からおよそ9ヶ月、34回70時間以上の討議を経てついに「太田市まちづくり基本条例検討会案」ができあがりました!

検討会案は、前文と14章、37条、附則により構成されています。14の章の構成は、1.総則、2.まちづくりの基本原則、3.情報の共有、4.参画と協働の市政運営、5.財政、6.評価、7.住民投票、8.地域コミュニティ、9.行政および議会の役割と責務、10.安全で安心して暮らせるまちづくり、11.やさしさと思いやりのあるまちづくり、12.環境と共生する豊かなまちづくり、13.連携と交流、14.条例の見直しと検討となっています。

ここで各条文をご紹介しようかとも思ったのですが、あまりにも長いし、いずれ市のHPにも掲載されることと思いますので、やめておきます。詳しくお知りになりたい方はメール(tomonokai@mbb.nifty.ne.jp)にてお問い合わせください。

参考に、前文を掲載してみます。

 太田市は、歴史に名を残す先人はもとより、そこに住む人びとの活力と英知によって育まれてきました。各地に人権意識の高い先達が存在したこともわたしたちの誇りです。
 わたしたちは太田市の歴史と文化を財産として引き継ぐとともに、多くの国の文化と共生する地域の特性を生かしながら、人と自然環境と産業が調和した、だれもが暮らしやすいまち、誇りのもてるまちをつくることをめざします。
 子どもからお年よりまで一人ひとりがまちづくりの主役であり、担い手です。わたしたちは自らの責任を自覚し、参画と協働のまちづくりをすすめるために、この条例を制定します。

検討会の全日程を通じ、委員一人ひとりに共通の想いがありました。それは、「市民が主役のまちづくりを強力に進め、担保するようなまちづくり基本条例をつくりたい」ということです。

せっかくまちづくりの基本、自治体の憲法とも言うべき条例の案をつくるのだから、「絵に描いた餅」になってしまったり、解釈次第でどうとでもとれるようなあいまいなものにしたくない、運用の仕方によって骨抜きになってしまわないようにしたい、先行条例に学ぶのはいいとしても、それをそっくりもってくるようなものではなく、太田市にしかない、太田市だけの特色を持った条例にしたい、それでいて重要な基本事項はきっちり入れ込んでいきたい・・・。

前文は、条文がほぼ出来上がってから作成されたものですが、このようなさまざまな想いがこめられていることを感じます。

委員一人ひとりのこだわりや想いはときに食い違うこともあり、ずいぶん激論が交わされました。それでも、最後には全員一致してこの案をまとめられたことは、本当に大きな成果ではないかなと考えています。

できあがった条例案は、他の条例と比べてもかなり具体的な部分があり、基本条例でここまで踏み込んだ内容のものはあまりないのではないかと思います。この案をうけて、これから庁内でいろいろと検討し、最終的に議会に提出する市の案となり、さらに議会での議論を経て実際の条例となるという手続きを踏む中で、今回の検討会案がどこまで生かされるか、楽しみにしています。

20050921210451 案がまとまったあと、記念に写真を撮ってもらいました。全員が入ってる写真がとれるとよかったのですが、携帯カメラだったので、画像も不鮮明ですみません。

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2005年8月24日 (水)

まちづくり基本条例 大詰めです。

20050824211650 まちづくり基本条例検討委員会の分科会での検討が終了し、あと三回の全体会議での検討ののち、うまくいけば条例案が完成します。写真は、この間配られた資料をまとめたもの。厚さは5センチくらいにもなるでしょうか。

分科会と全体会での熱い論議を経ても議論がわかれ、なかなか結論にたどり着かなかったいくつかの論点も、丁寧に話し合いを繰り返す中で、少しずつお互いの理解度が深まり、合意点を見出しつつあります。

長い話し合いの時間の中で、最初ははるかに隔たっているように感じた委員の人たち一人ひとりの考え方が、実はそれほど離れているわけではなく、暮らしやすいまちづくりのために貢献したいという共通した思いにたってこの場に集っているのだという基本的な信頼関係ができてきたような気がします。

もちろん、まだまだ懸案事項も残っているのですが、これだけ真剣に討議して一言一句手を抜かずに条例案をつくりあげようとしていることは、まさに自治の基本、まちづくりのお手本となるのではないでしょうか。

とはいえ、基本条例というものの限界もみえてきました。それは、基本条例というのはあくまでものごとの考え方、基本となる部分を決めるものであって、個別具体的な問題に対する解決策を提示するものではないということです。掲げる理念は大切ですが、それをどう実行していくのかという部分まで、基本条例が保障するわけではありません。

条例案の制定そのものも議会での審議を経る必要があり、その中でどのような修正がなされるのか、あるいはなされないのかということも含め、最終的にどのようなまちづくりをするのかは、議会や首長、行政の職員の方たちにかかっています。ということは、結局は選挙においてそれらの仕事に携わる人たちを選ぶ有権者の選択に最終的な責任があるということです。

わたしは、このことはとても大切なことだと思います。そして、一人ひとりの有権者が、まちづくりの最終的な責任者は、結局は自分であると自覚することが、何よりも必要だと思います。衆議院総選挙、わたしたちが主権者として大きな決断を下さなければならない日は刻一刻と迫っています。

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2005年6月22日 (水)

まちづくり基本条例検討委員会 だいぶ進んでます。

20050622183042 まちづくり基本条例検討委員会が、二つの分科会に分かれ、条文の具体的な検討に入ってから3週間、調整と全体的な問題の討議のための全体会議が開かれました。

この間、第1分科会、第2分科会とも2度の会合を開いています。

第1分科会では、目的および総則、第2分科会では地域コミュニティ、行政及び議会の役割と責務、という二つの大項目について議論し、条例の素案のたたき台となる条文を作成しました。

今日の会議で討議された問題のひとつは、条文全体をです・ます調にするのか、である調にするのか、ということでした。

これは、それほど議論になる問題でもないと思われるかもしれませんが、さにあらず。検討会では中学生や、場合によっては小学校の高学年の児童でもわかるような、平易な文章でつくるべきだという意見が多く、たたき台はです・ます調だったのですが、市のほかの条例はすべてである調なので、市からはである調に直したものが案としてでていました。

事務局で先行条例を調べてくれていて、それを見ると、です・ます調の条例も相当数あることがわかり、また、先日会長が市長に中間報告した際、事務局が確認したところ、市民が作るのだから平易な文章でいいのではないかとの指示があったそうで、結局検討会の案としてはです・ます調を基本にしようということになりました。

ちなみに、条例の位置づけ、という部分に関して、検討会案と太田市案は次のとおりです。

(検討会案)

この条例は、太田市におけるすべての条例および規則等の上位規範であり、他の条例、規則等の制定、改廃ならびに法令、条例、規則等の解釈及び運用にあたっては、この条例の趣旨を尊重し、この条例との整合性を図ります

(太田市案)

この条例は、太田市におけるすべての条例、規則等の上位規範であり、市の執行機関は、他の条例、規則等の制定、改廃、解釈及び運用に当たっては、この条例に定める事項を尊重しなければならない。

雰囲気は、ちょっと違いますよね?

でも、それだけではありません。赤字で書いたところが、市の案では抜けています。一見、中身は変わっていないようですが、委員に言わせればこれも中身の大きな変更で、法令を抜いてしまった理由、整合性を図る、というところが抜けてしまった理由を教えてほしい、というわけです。

事務局も持ち帰って再検討してくれることになりました。こういう喧々諤々の条例の細部にまでわたる議論が、毎回繰り広げられているわけです。

さて、どんな条例ができるのか、みなさんもぜひご意見お寄せくださいね!

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2005年5月25日 (水)

子連れで会議。

ひさびさに、子連れで会議に出ました。まちづくり基本条例検討委員会の全体会合です。

今日は、骨格検討小委員会でまとめた条例の大項目案と分科会の案、および分科会の会合日程について、全体会合に諮りました。

本当は、小委員会で中項目ぐらいまでたたき台を作ろう、という予定だったのですが、大項目をまとめるだけで時間的にせいいっぱいだったため、中項目と一つ一つの条例案まで分科会で煮詰めなければなりません。

今後は、毎週1回、二つの分科会に別れ、それぞれの分科会が違う曜日で会合することになりました。そのココロは、両方の分科会に出たい人が両方出られるように、ということです。もちろん、会長・副会長は両方にできる限り出席する、ということに。

会長は有識者ということで、市から依頼されて委員となった、関東学園大学の松本教授ですが、さすがにここまで会議が頻繁だと、全参加は難しいようです。というより、よくここまで熱心な公募の委員の皆さんに付き合っていただいているなと正直尊敬の思いです。

珍しく、今日は時間内に終わり、8時半過ぎには市役所をあとにすることができました。とはいえ、下の子は眠くなったのか、「だっこ~!」。子どもたちが走り回り、やれトイレに行きたいの、水が飲みたいのとなかなか会議に集中させてもらえませんでしたが(委員の皆さん、ご迷惑おかけしました)、子どもたちにしてみれば、精一杯いい子にしててくれたのかな?

できれば、こういった会議には(子育て中の人にも参加してもらいたいという意思があるなら)託児をつけてもらいたいものです。委員の皆さんも、職員の皆さんもわりとほほえましく見守っていただいていたようなので、助かりましたが。

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2005年5月19日 (木)

まちづくり基本条例・骨格検討小委員会

まちづくり基本条例は、自治体の憲法といわれる最高位の条例です。それを半年ぐらいで創ろうというのですから、並大抵のことではありません。

今日は、前回の会議で出た案をもとに条例の大まかな項目の案を決める小委員会がありました。

始まる前から、時間かかりそう・・・との予感はあったのですが。案の定、午後6時30分に始まった会議は9時半になっても終わりません。結局、来週もう一度集まって、最後まで内容をつめることになりました。といっても、全体会議も来週の水曜日ですから、大忙しの日程です。

全体会議で項目が承認されれば、その次からは分科会での検討に入ります。実は副会長をお引き受けしているので、分科会がはじまると、さらに忙しい日程になりそうな予感がします(><)。

でも、喧々諤々の会議は、公募委員ならでは。ほかにもいろいろな委員を引き受けていますが、公募委員が少ない会議ほど、もりあがらないのが実情です。いっぱい意見を言い合って、いいものをつくりたいと思います。

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2005年5月16日 (月)

まちづくり基本条例検討委員会・その4

まちづくり基本条例の骨格を作るにあたり、「市民が一番の原則=People’s First」を提案し、それを支える手続きとして、「情報公開」「説明責任」「市民参加」の3点を挙げました。さらに、つくりっぱなしの条例としないため、評価について提案しました。→詳しくは、その1その2その3をご覧ください。

更なる向上を目指す

評価結果の反映

改善のためのポイントとして、評価結果の反映と、苦情処理委員会またはオンブズマンなど、勧告権のある第三者機関の設置をあげてみました。

評価結果の反映で、気をつけなければいけないことは、仮に低い評価が出たとしても、そこで犯人探しをするようなことはしないようにするということです。きちんと評価を公開して、その結果をどう生かすのか、どうしたら向上に結びつくのか、それを検討する材料として利用すべきでしょう。

勧告権のある第三者機関の設置

勧告権のある第三者機関の設置をあげたのは、市民からの意見や要望が出たときに、迅速に対応する専門の機関があったほうがいいと思うからです。

市民の側からも、何かあったときにここに相談すればなんとかなる、というような場所が存在することは、安心感をもたらすことにつながると思います。

ただし、調査したり提言したりしても、それが生かされなければ存在の意義が問われることになります。勧告権およびその勧告を尊重する義務について、明記する必要があると思います。

教えてください

みなさんからも、こんな項目を入れてほしい、これが必要なんじゃないか、ということがありましたら、ぜひ教えてください。今後具体的な条文作成に入っていく中で、ご意見を生かしてよいものを創っていきたいと考えています。

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まちづくり基本条例検討委員会・その3

まちづくり基本条例の骨格を作るにあたり、「市民が一番の原則=People’s First」を提案し、それを支える手続きとして、「情報公開」「説明責任」「市民参加」の3点を挙げました。→詳しくは、その1その2をご覧ください。

つくりっぱなしの条例にしないために

つくりっぱなしの条例にしないためには、実行した後の評価が大切だと思います。このことについては、以下の二点を挙げました。

1.

評価方法の事前公開

評価をすることは当然のこととして、評価の方法を事前に公開しておくことが、適正な評価に結びつくと考えています。

たとえば、こんどのプロジェクトの実施に当たって、これこれの目標値があり(利用率がどのくらい、とか、集客の目標何人、とか)、達成率が何%以上なら評価はA、何%ならB,何%ならCなど、事前に決めて公表しておくわけです。そうすれば、ある事業を実施するに当たって、それが見込んだとおりの結果だったのか、それ以上だったのか、失敗だったのか、透明で納得の得られる評価ができるでしょうし、評価方法が適切でないと思われれば、その時点で指摘することもできるわけです。

2.評価の公開

そして、事前に決めた方法に基づいて事後の結果を評価したら、当然のことですが、それを公開する必要があります。これだけの効果を見込んで、これだけの投資をした結果、これだけの結果が出た。その評価つきの事例が多く市民に提示されていくにつれて、市民の自治体への評価も定着していくことと思います。そういうことがあってはじめて、「地方自治は民主主義の学校」ということが実現されるのではないでしょうか。

(その4につづく)

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2005年5月14日 (土)

まちづくり基本条例検討委員会・その2

まちづくり基本条例の骨格をつくるにあたり、「市民が一番の原則=people's first」を提案し、それを支える手続きとして、「情報公開」「説明」「市民参加」の3点を挙げました。→詳しくは、その1をご覧ください。

「情報公開」

業務の遂行に当たって、行政側は当然、市民のためになるようにということを考えるでしょうが、それが本当にそうであるかどうかを判断するのが市民自身でないと、どうしても行政の独りよがりになってしまう場合が出てきてしまうと思います。そのために、まずは「情報公開」で、市民が知りたいと関心を持ったことを知ることができるようにしなければなりません。

この、情報公開については、条例等の整備も進んできており、太田市も情報公開条例を持っていますが、公開の範囲などについてさらに開かれたものにしていく余地はあるように思います。

「説明責任」

そして、この情報公開を一歩進めたものとして、「説明責任」というのが必要だと考えています。たくさんの情報を関連付けて取捨選択をし、それに基づいて判断するのは大切なことですが、とても大変なことでもあります。行政の側から積極的にわかりやすく説明していくこと、提示していくことが大事ではないでしょうか。

たとえば、同じ予算の範囲で、A案をやるとすればここまでできて、こういう効果が上がる。しかし、B案でいけばこうなるし、C案ならこうなります。という比較検討ができるような説明や、予算の範囲はこれだけなので、A案とB案は一緒にできるけれども、C案をするならほかのことはできない、など、きちんと市民ができることできないこと、その効果の予測なども理解できるようにしていくと、よりわかりやすいのではないかと思います。

「市民参加」

そして、「市民参加」。そのような、わかりやすい情報を市民が手にすることによって、参加の度合いもあがってくると思います。公募の委員などを増やしていくことも大事ですし、意見を言ってもらうことに対して歓迎する姿勢をもつこと、市に要望を出したことによって煙たがられたり仕事をまわしてもらえなくなるということがおきないよう、万一の場合は毅然とした対処をする、などという項目を入れる必要もあるでしょう。また、ほかの委員の方からも多く提案があった、住民投票などについても、きちんと規定したらいいと考えています。

(その3につづく)

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2005年5月13日 (金)

まちづくり基本条例検討委員会・その1

20050511182618 合併にあたり、自治体の憲法にあたるといわれている、まちづくり基本条例を市民の手で作ろう、ということで、昨年末公募が行われ、「まちづくり基本条例検討委員会」が発足しました。

1月から、1ヶ月に2回のペースで会議を開き、議論を進めています。

8回目に当たる今回は、いよいよ条例の骨格をつくるということで、各委員から「この項目だけは入れてほしい」という要望や、「太田らしさが出るように!」「つくりっぱなしではなく、きちんと実行されるものに」など、さまざまな意見が出されました。

「市民が一番=people's first」の原則

わたしからは、まず基本理念として「市民が一番=people's first」の原則を入れてほしいという意見を述べました。これは、自治体行政がなんのために存在するのかという、基本中の基本だとわたしが考えていることです。地方自治体の仕事の最終的な目標というのは、市民が住みやすい・暮らしやすい街をつくる、というところにあると思います。すべての業務・制度・条例などはその視点から行われるべきであるというのがわたしの主張であり、あまりにも当たり前と思われるかもしれませんが、このことを条例の中にきちんと謳っておくことが重要だと考えています。

実現を、どう担保するのか

続いて、その当たり前のことの実現を、どう担保するのかという問題です。

わたしは、手続きとして「情報公開」「説明責任」「市民参加」の三つを挙げました。

(その2に続く)

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