2006年6月30日 (金)

ぐんま国際アカデミー学校説明会

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ぐんま国際アカデミーの平成18年度第1回学校説明会・授業公開があり、参加しました。

これまでの入学1年半前の試験、1年前からのプレスクールを経て入学という制度が、入学半年前の試験のみとなり、本年度をもってプレスクールを廃止するということで、入試の内容などについても若干変更があるようです。

これまでの入学試験では、日本語の説明をきちんと聞いて、指示が理解できるかどうかを見るペーパーテストや、図形についての感覚をみるテストなどのほか、小集団活動といって、遊具の置いてある部屋で遊びながら、一人ひとり先生に呼ばれて英語でインタビューを受けるという面接のようなもの、保護者のみの面接などが行われてきたということですが、平成20年度入試からはこれに英語のリスニングテストが加わり、それらの総合評価で合否を判定するそうです。(1年生の場合)

リスニングテストについては学校独自で作成するものですが、内容としては児童英検のブロンズで70%~80%程度得点できれば大丈夫ということでした。

そして、たとえ英語の出来具合が満点に近い状態だったとしても、グループ活動で先生の指示に従えなかったり、他のお友達と一緒に活動することができなかったりといったことがあると、評価としては低くなることもあるという説明でした。

それを聞いて、つい先日、下の子が両腕を振り回して「カンチョー!カンチョー!」といいながら上の子とお友達を追い掛け回して大騒ぎしていた姿を思い出してしまいました。このままだと入れてもらえないかも……。(^ ^;

副校長先生からは、アカデミーの目指すものとして、受験に有利であるとか、いわゆる「いい大学」に入れるというようなことはもちろん結果として出てくると思っているけれど、単にそれだけではなく、子どもたちが自分の人生を自分たちで主体的に選択していけるようになることが大事というお話がありました。

こういうところ、わたしはとてもいいと思っています。授業公開でも、2年生の子たちをみると、以前に比べると格段に落ち着いて、英語力もついたなあと本当に感心しました。また、大勢の観客がいても、気が散ることなく授業に集中しています。

これまでのところ、GKAの試みは順調のようだと改めて感じました。

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2006年2月 2日 (木)

群馬県社会教育委員・視察

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平成14年6月から、群馬県の社会教育委員をしています。年に1~2回の会議、年に1回の視察(施設見学)があり、昨日は太田市にある「東毛少年自然の家」と桐生市にある「ぐんま昆虫の森」を見学してきました。

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二つの施設はある意味、対照的です。東毛少年自然の家は、昭和54年にできた、もうすぐ築30年になろうかという施設です。平成十六年度までの25年間で利用者はおよそ93万人。最近は年間利用者が3万人を割り込んでいたのですが、今年度は3万人を超える見込みだということです。

年間の事業費は職員の人件費を除きおよそ2300万円。施設は古いけれど、野外炊事に力を入れていて、うどん作りやパン、ピザ作りなども体験できるとあって、子どもたちにも人気です。職員の方たちのアイデアで主催事業の参加者がこのところ増えているということでした。

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ぐんま昆虫の森は昨年8月にオープンしたばかりの、新しい施設です。広大な敷地と大規模な昆虫観察館があり、年間の維持管理費用は3億円といわれています。

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展示スペースには子どもたちの作品が飾られており、工芸教室なども開催されているそうです。利用者は年間10万人を目標にしているそうですが、現段階では開館からまもないため、達成率などは特に説明がありませんでした。

館長の矢島稔さんのお話は、昆虫と、子どもたちに昆虫と触れ合う機会をあたえることへの情熱が感じられました。しかし、都会ではいざ知らず、群馬でバッタをつかまえようと思えば、ここまでこなくても庭でいくらでもつかまえられるような気もしないでもありません。

ちなみに、うちはとても田舎にあり、隣の家まで数メートル~数十メートルはあるような田んぼ中なので、うちの中にまでバッタやカナブン、かえる、げじげじ、ありんこ、てんとう虫、くもなどさまざまな昆虫が遊びに来ます。

小さいころは近くに桑畑があって、季節になるとアメリカシロヒトリがあちこちに出てきて、恐怖のあまり夢にまで見て飛び起きるということがよくありました。

それは余談ですが、たしかに、ここに来て喜ぶ子どもたちはたくさんいると思います。けれども、ここでなくても子どもたちは自然にふれることがとても好きで、そういう機会があれば目を輝かして参加するものです。

県の税金を使ってこれだけのものをつくる必要が本当にあったのか?その疑問を解消することはできませんでした。

ここに、昆虫の森に行ってきた方の感想があります。とっても素直な感想で、思わず笑ってしまいました。昆虫の森はテーマパークではありません。あくまで、子どもたちの自然体験のための施設という位置づけです。

でも、どうせならテーマパークにしてしまったほうが、もっと利用者もふえるのではないでしょうか?ここには、なんとレストランさえないのです。驚いたことに、トイレもほとんどすべてが和式トイレで、ひとつだけ洋式トイレがある、という具合。これでは、小さい子や、お年寄り、足の弱い人などにはとても不便です。

県税は打ち出の小槌でもなければ、知事や一部の人たちの個人財産でもありません。事業を行う際には、それが本当にどうしても行政がやらなければならないことなのかどうか、最小の経費で最大の効果をあげることができるものかどうか、十二分に検討する必要があると考えます。

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2005年11月25日 (金)

ぐんま国際アカデミー 私学助成金増額の請願および陳情提出

2005112510210620051125100009  本日、校長、理事長、市議会議長、地元県議2名、GKASHIP(保護者会)特別委員会委員長ほか関係者数名で、ぐんま国際アカデミーに対する私学助成金の増額等をお願いする県議会議長あての請願および知事あての陳情を提出しました。
もともとこの問題に対しては、太田市と群馬県との見解にそうとう隔たりがあり、その溝を埋めようと関係者がこの数ヶ月間努力を続けてきたわけですが、結果として話し合いだけではどうにもならないという結論に至り、来年度予算の編成前にどうしてもお願いする必要があるとして、今日の請願・陳情の提出となりました。
市議会では昨日臨時の本会議で請願および陳情と同内容の意見書が可決されており、今日はその意見書も市議会議長が持参して一緒に提出しました。
増額の要望とはいうものの、現在アカデミーに対して出されている助成金が、県内の他の私立幼稚園、中学校、高等学校および以前県内にあった私立小学校に対して出されていた私学助成金の額と比べてあまりにも低い金額であり、これをなんとかほかの私立校と同額程度にしてほしいというお願いです。
しかも、国からは県に対してアカデミーに通う子どもたちが私立の小学校に通う子どもたちであるとして、その分の支援を県ができるよう、応分の金額が交付金として交付されていることがわかってきました。
交付金は県が使い道を決める裁量の余地のあるお金ですが、アカデミーの子どもたちにとって必要だろうと思って国が出している分があるわけですから、法的にはともかく、道義的に他のことに使ってしまっていいのかという問題は当然出てくると思います。
たとえば、おじいちゃん、おばあちゃんが、孫が学校に入るから、お金がかかるだろうと思って親に余分に渡したお金を、親が自分がもらったのだからといって他のことに使ってしまって良いのか、というようなことだと思います。
また、県は市が認可した学校だから、市が責任を持つべきだと言っていますが、認可の権限は市に委譲したものの、その分の財源までは移譲されていません。財源も含めて移譲するのであれば当然その部分を市が責任を持つべきだと思いますが、そうでない以上、県の主張は県自体が国に対して「権限をよこすなら財源も一緒によこしてほしい」と要望していることから考えても、つじつまが合いません。
アカデミーに通っている子どもたちのほとんどは群馬県民であり、当然、保護者は群馬県にも税金を払っていますし、国に対しても税金を払っています。知事が裁量権があるといっても、それは知事の個人的な財産ではなく、すべてわたしたちが払っている税金なのですから、アカデミーに対してだけ、特別に低くするというのは、一県民としてもまったく納得のいかない話です。
県はアカデミーが私立ではなく市立のようなものだと主張していますが、だとしたらわたしたち保護者はいったいどうして、毎月55000円もの授業料を払わなければならないのでしょうか?アカデミーが私立であるために、アカデミーに通っている子どもたち一人当たりに投入されている税金は、公立の小学校に通っている子どもたちに対して相当少なくなっています。それは、私立である以上仕方のないことですが、その上さらに他の私立の学校よりも少ない金額にする、というのであれば、これはもうこの学校を継続するな、といっているようなものです。
県に特別に多くの支援をしてほしいとは言いませんが、せめて普通の私立学校への支援と同じ程度の支援はしてもらいたいと、切に願っています。

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2005年10月31日 (月)

ぐんま国際アカデミー ハロウィンパーティ

20051030115129 日曜日はぐんま国際アカデミーのハロウィン・パーティの日。朝から魔女や妖精、お姫様や騎士、ダースベイダー、お化けやかぼちゃやブリキのきこりなどいろんな生き物が学校に集結しました!

ちなみに、仮装をしているのは子どもたちだけではありません。一緒に来た兄弟姉妹、親たちも、そして、一番力の入った仮装をしているのは先生達です!

校長のクーパー先生は十字軍の騎士、奥様はエリザベス女王に扮していましたが、仮装というより本物みたいでした(^ ^;。副校長はドラキュラ伯爵、事務局職員の人たちはカールおじさん、クロネコ、魔女etc.担任の先生はブリキのきこりと魔女でした。

うちの下の子をふくめ、小さい子たちは最初ははしゃいでいましたが、スーツを着て、首から上だけ馬(のかぶりもの)の一団を見ると硬直し、次に震えだし、最後は大泣き。これは保護者の人たちです。

校内には、4年生の子どもたち手作りのお化け屋敷もあり、長い行列ができていましたが、もちろん、下の子がいざ入る段になって「こわい~!」といって断固入ろうとしなかったため、中を見そびれてしまいました。残念!

それにしても、先生方は毎日授業の準備などで忙しい日々をすごしているにもかかわらず、仮装も一切手を抜かず結構手の込んだものをつくっていて、相当時間がかかっていると思われます。子どもたちのためだけでなく、自分たちもそれなりに楽しんでいなければできないだろうな、と思い、またこういった先生たちと一緒になって楽しんだ時間が、子どもたちにとって貴重な思い出になるだろうな、と思い、そしてそういう時間をつねに作り出してくれるこの学校に感謝の思いを新たにしたのでした。

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2005年9月23日 (金)

ぐんま国際アカデミー 運動会

20050923105535 今日はぐんま国際アカデミーの運動会でした。もちろん、本当は運動会ではなく“Sports Day”です!台風の接近でお天気が心配されましたが、午前中は青空が広がり、やや蒸し暑いくらいでした。昨日、学童クラブで子どもたちがたくさんテルテルぼーずを作ったそうなので、そのご利益があったのかもしれません(^ ^)。

8時半からの開会式のあと、まずはCircle Race(手を取り合って)という種目。一つのクラスが二つのグループに分かれ、15人前後が輪になって手をつないだまま走るという競技です。つないだ手が離れてしまうとやりなおしなので、速さだけでなくチームワークの勝負になります。

続いて、Obstacle Course(山あり谷あり)。こちらは、障害物競走ですが、リレーになっており、途中で1回選手交代があります。3番目は4年生のハードル走。4番目は1年生の玉いれ。5番目のBalloon Stomp(風船を割ろう)は、風船を足にひもで結んで走り回り、自分の風船は割らず、自分のチーム以外の風船を割るという、感じとしては騎馬戦に似たゲームでした。

わが子は競争がとっても苦手で、サークルレースでは輪の一番最後でそれこそ足を引っ張る一人、障害物競走でもまわりを見ながら平均台にのって、他の子を行かせてから自分もついていく、といった雰囲気で、もちろんペケ。でも交替の選手の子がテープを切る役だったので、あまりペケの実感はなかったかもしれません。玉入れではあさっての方向に玉を投げていてちっとも入る様子がないし、風船割りでは自分の風船をかかえて逃げ回っていて、風船は守れましたが、もちろん人の風船を割るなんてとてもとても・・・(^ ^;

でも、プログラムを通じて、最初から最後まで一人でやるような競技が一つもなかったので、うちの子のような競争心のない子でも、楽しんでやれていたようです。

午前中最後のプログラムはプレスクールの子どもたちによる、かけっこ。下の子はまだプレスクールの年齢ではないのですが、誰でも参加できるといわれて張り切って参加しました。この種目だけは、スタートラインに集まって、用意、ドンで走る個人種目なのですが、順位はつかず、参加した全員がノートをもらうことができ、下の子も満足そうでした(でも、下の子は結構足が速く、他の子を気にしたりしないでどんどん走るので、チビのわりに早かったのですが)。

20050923124421 午後はParents Race(保護者レース)、Crazy Race(何事にも一生懸命)と続き、最後はTug of War(力をあわせて)。聞きなれない種目ですが、実は綱引きでした。

全体がクラス対抗戦になっていたようで、最後はわが子のCクラスチームが最高得点で優勝!さっぱり勝利に貢献していなかった気もしますが、本人はとっても満足そうでした。

こんなわが子の様子を見るにつけ、この学校があっているのだな~と思います。先日も、「もし、学校変わらなきゃいけなかったら、どうする?」と聞いたら半泣きになって「やだやだ、アカデミーがいい!」と訴えていました。経済的には非常に負担が重くて、大変なのですが、なんとか続けさせてやりたい、と思います。

私学助成金が見込みをはるかに下回る金額だったことで、学費が値上げされるのではないか、という噂も流れており、保護者の間には不安もあります。でも、わたしはこの子たちの笑顔が泣き顔になることのないように、たくさんの方たちが努力していることを知っています。

最後には、誤解や行き違いを乗り越えて、良い結果が出ることを信じたいと思います。

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2005年9月 3日 (土)

ぐんま国際アカデミーSHIP 組織特別委員会

今日はわたしが所属しているぐんま国際アカデミーのPTA組織SHIPの組織特別委員会がありました。

組織特別委員会は、SHIP立ち上げにあたり作成した組織図や規約などが実際運営していく中で変更したほうがスムーズになるような部分がないかどうか多方面からの意見をあつめ見直し、検討を行う、当面初年度のみ設置する予定の特別委員会です。

今月中に行われる予定のアカデミーの説明会にSHIPとしても参加する予定なので、それにともなって見直しを必要とするところがあれば早めに議案として出してほしいという要請が代表者会議からあり、開催されることになりました。

規約の改正は総会の承認を得る必要があるので、仮に早急に変更を必要とするところがあれば、臨時総会を開かなければならないのですが、当面それほど緊急を要する変更はないのではないかということでした。

SHIPでは、毎月各委員会が持ち回りで代表者会議の議長を務めることになっており、今月は当委員会が議長役となっているので、その際の議題の確認なども行われました。

夏休みを挟んだこともあり、委員会のメンバーとは夏祭り以来の顔合わせ。お互いの近況報告などもあり、有意義な時間をすごしました。

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2005年7月19日 (火)

夏祭り パートII ぐんま国際アカデミー編

ぐんま国際アカデミーの夏祭りが大盛況のうちに終了しました!

_MG_1080_edited-1 当日は、朝10時から学校で準備をしました。まずは、トイレ掃除。 (^ ^;やっぱり、来た人に気持ちよく使ってもらえるように、ここはきれいにしておかないと!

その後、中庭の飾りつけのお手伝いです。こちらは炎天下、おそらく40度近い気温だったと思います。みんな汗だく、飾り付けに使う風船が、暑さで割れること割れること!わたしも汗が目にしみてピリピリしてくるほどでした。

本当に開始までに準備が終わるのかな???と不安になるくらい、あわただしい準備でしたが、どうにか30分前にはほぼ終了。わたしは受付の担当で、お客さんを迎えました。

そして、準備が終了すると同時ぐらいに早くもお客さんが次々にやってきました!とぎれることなく6時ぐらいまで、次々に会場に人が入ってきます。来場者は1000人以上いたのではないでしょうか。折からの猛暑で、カキ氷や飲み物、学童保育で出店していたチューペットも飛ぶように売れました(^_^)v。

IMG_1110 今回の夏祭りを中心になって担当した保護者の方の中には、事前の一週間くらいは仕事をしている時間より学校にいる時間の方が長かった人もいたとかいないとか。クビにならないようお祈りしております。

それにしても、今回の保護者の皆さんのパワーは本当にすごかったと思います。そして、もちろん、先生方も、職員の方も120%バックアップしてくれました。また、アカデミーに対する関心の高さも証明される結果になったと思います。

_MG_1098 そしてなにより、この夏のひとときを、子どもたちもとっても楽しんでくれていたのが、親冥利につきるというものです!みなさん本当に、おつかれさまでした!!!

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2005年7月 5日 (火)

ぐんま国際アカデミー 夏祭りが行われます。

7月17日(日)午後4時から、ぐんま国際アカデミー保護者会(SHIP)主催の夏祭り兼バザーが行われます。

この催しは学校関係者以外でも参加することができるので、関心をお持ちの方は、この機会にぜひアカデミーの様子を見にいらっしゃいませんか?

夏祭りは雨天決行で、アカデミーの校舎を使って行われる予定です。バザーのほか、カレーややきそば、カキ氷、福祉ショップスワンベーカリーのパン(学童保育のおやつにも利用されています)などの販売があります。

ぐんま国際アカデミー学童クラブでも、保護者の皆様の協力で、飲み物類、らくがきせんべい、チューペットの3店を出店する予定です。

駐車場が狭いので、乗り合わせや公共交通機関のご利用をお願いします!

いろいろな面で、注目されているアカデミーですが、関係者やマスコミ以外の方で実際に学校をご覧になったり、先生や子どもたちにあったりしたことのある方はまだまだ少ないのではないでしょうか。

授業があるわけではないので、学校の中身まではご覧に入れることができませんが、そこここに貼ってある子どもたちの作品や保護者の熱心さ、そしてオープンなこの学校の雰囲気を、なるべく多くの皆さんに味わっていただけたらと思っています。

多数のご来校をいただいて、楽しい夏祭りができますように(^ ^)。

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2005年6月22日 (水)

ぐんま国際アカデミーに税金を投入するということ

ぐんま国際アカデミーに対する群馬県からの私学助成金(私立学校教育振興費補助)が、当初学校側が見込んでいた、一人当たり年間27万円よりも大幅に低い、4万円程度だったことを、すでに新聞等でご存知の方も多いと思います。

県の説明によれば、その理由は

1.アカデミーが私立学校とはいいながら、内実は太田市が設立した学校であり、他の私立学校とは異なっている。太田市が設立した学校であれば、太田市が責任を持って支援すべきではないか。

2.アカデミーの教育内容および教育水準は通常とかけ離れており、そのような学校に対して税金で支援をしていくことについて、県民の理解が得られないのではないか。

という2点が主なもののようです。

このことについて、わたしはアカデミーの存在の意義について、もう一度考えつつ、見解を述べてみたいと思います。

そもそも、構造改革特区という制度は、いったい何のためにあるのでしょうか?

いままでは、国が決めた基準、規制に従っていれば、それほど大きな問題もなく経済も社会も成長を続けることができていました。けれど、時代が変わり、ニーズが変わり、人々の願いや想いが驚くほど多様化している現在、画一的な基準や制度では、社会の変化に対応しきれなくなってしまっているのです。この、特区という制度は、国の決めた枠から離れたさまざまな創意工夫や実験により、新しい時代にあった打開策を見つけようとする試みではないでしょうか。

今の日本の教育も、他の分野同様、いいえ、もしかしたら他のどの分野にもましていきづまり、進むべき方向を見出せずにあがき続けているように感じます。

その中で、ぐんま国際アカデミーというこの特区認定を受けた学校は、あきらかに教育の新しい方向性を見出しつつあります。

このアカデミーで行われつつある新しい教育のあり方は、太田市だけでなく、群馬県、そして日本全体の教育の流れを変える可能性があります。これまで、「公教育」という枠の中で変えられなかったものが、特区というルールから外れた枠組みの中で、新たなルールを生み出す可能性があるのです。

わたしは、群馬県としてこの学校を支援することは、非常に大きな意義を持つだろうと思います。というよりもむしろ、

「群馬県もお金を出す。だからその成果を県全体に対してフィードバックし、投入した税金以上の価値があったと県民に思われるような結果を出すように!」

とプレッシャーをかけていくことで、この学校をより大きな意義を持つプロジェクトに育てることができると思うのです。

この学校に税金が入ることで、市民も、県民も、一人一人がオーナーとなることができます。かたずをのんで、この学校の成果を見つめ、そしてそれをこの学校だけのものとせず、市全体、県全体にひろげていくことができるのです。

アカデミーは私立の学校です。その私立、というのが「わたしたち(市民、県民)のつくった学校」と誇りを持って語られるような、そんな学校となるよう願っています。

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2005年6月15日 (水)

群馬県理事にお願いに行きました。

ぐんま国際アカデミーに対する県の私学助成金のことについて、6月議会最終日の14日午後、地元県議と群馬県の担当理事、高木勉さんにお願いに行きました。理事というのは群馬県の独特の呼び方で、いわゆる部長に相当する役職だそうです。

理事と担当課長には、県議、学校教職員とわたしたち保護者代表からの話を、1時間ぐらいかけて聞いてもらえました。県側からもこれまでの経緯について説明があり、行き違いやコミュニケーション不足が今回の問題の引き金になった部分があるようでした。

今後さらに話し合いを続けるということで終了しましたが、良い方向にいってくれるよう切に願っています。

20050614134402 話は違いますが、ひさしぶりに県議会棟に行きました。県議会の建物はまだ新しい立派なもので、入り口を入ると、ピンクの分厚いじゅうたんの敷かれた階段があり、その正面に金の翼のペガサスが掲げられています。

下の子が生まれたばかりのころ、行ったことがあるのですが、トイレにベビーキープもオムツ替えシートもベビーベッドもなく、とても困った経験があるので、今日はついでに状況をもう一度確認に行きました。

あれから3年はたっていますが、やっぱりベビーキープやオムツ替えシートはついていませんでした。ちなみに、群馬県議会は、現職議員が出産したことがあり、産休を取ることができます。以前子連れで委員会の傍聴に行ったときも、子連れであるというだけの理由で追い出されることはなく、助かりました。でも、やっぱり小さい子連れの人が利用するということを想定すると、施設の面ではまだまだ改善の余地があるようです。となりの県庁には各階、男性用も女性用も子連れで利用できるトイレがあるんですから。

「子どもを育てるなら群馬県!」というキャッチフレーズを知事が掲げているので、今後の改善を期待したいと思います。

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2005年6月10日 (金)

ぐんま国際アカデミー 屋根散水

20050609150939 ちょっとみづらいんですが、屋根から水が滴り落ちているのがわかるでしょうか?これ、雨じゃないんです。

県の私学助成金の問題について話し合う特別委員会で、白熱した論議をくりひろげていたその中に、一陣の涼風が・・・。

20050611092030 アカデミーにはエアコンがありません。その代わりに、屋根に散水することによって室内の気温を2~3度程度さげるというシステムがあります。その散水の現場にはじめてであったわけです。

たしかに、打ち水などをすると夏でも涼しい感じがしますよね。でも、太田市の暑さはハンパじゃありません。40度を超える暑さが、何日も何日も続きます。湿度も高いし、うちわであおいでも熱風が来るだけ・・・という現実を知っているわたしは、この散水システムの効果に、はっきりいってマユツバでした。

しかし、今日の散水の様子を見て、あ、けっこういいかも。とちょっと考えを改めました。室内に入り込んでくる風はあきらかに温度が下がってひんやりと気持ちいいし、冷房と違って不自然な寒さじゃないし、屋根から滴り落ちる水音も涼しさを演出してくれます。

とはいえ、今は夏本番にはまだ遠い6月上旬。今後も屋根散水の威力が続いてくれるといいんですが。

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2005年6月 5日 (日)

ぐんま国際アカデミー 保護者説明会

ぐんま国際アカデミーに対する県の私学助成補助金が、当初学校側が見込んでいた額よりも大幅に低かったことを受けて、学校から保護者に対しこの問題に対して学校と協力して取り組んでほしい、という要望がありました。

0506041 このことに対し、アカデミーのPTA組織SHIPでは特別委員会を設置し、対応していくことを決め、昨日保護者説明会を開催しました。

説明会開催の主な目的は、この問題に対して経緯など概略の説明を直接学校側からしてもらうこと、特別委員会を設置して対応することの説明および保護者の疑問や不安をよく聞いて、今後の行動に活かすことなどです。

開校2ヶ月を経て、学校生活を楽しんでいる子どもたちの活き活きとした様子や、先生方の熱意あふれる取り組みを見るにつけ、この学校設立の意義のようなものを、もっと積極的に関係各位に伝えていく必要があるのではないか、と思うことがあります。

とかくマスコミでも英語漬けの環境(イマ-ジョン教育)ばかりがクローズアップされていますが、わたし自身は、この学校の一番すばらしいところは、その教育方法ではなく、日本の教育界全体に一石を投じるであろう、この学校の存在そのものだと考えています。

今の日本の義務教育が行き詰まっていることは以前から指摘をされていますし、解決のための努力も多くなされてきています。しかし、それが必ずしも功を奏していないことは、誰しもが認めるところでしょう。教育だけでなく、少子化対策、福祉や防犯など他の分野でも効果的な対応策が見つけられないという現象が多々見られます。

その理由はいくつかあると思いますが、その中でも大きな理由の一つは、本当の現場の当事者の声が、物事を決定する場にきちんと届いていないということ、そして、上の方で決めたことを一つ一つ状況が異なる現場のすべてに同じように当てはめようとしていることにあるような気がします。

特区というのは、そういうやり方ではもううまい解決策が見つからないから、いろいろな人の多様な考えを生かして、実際にやってみるなかで、うまくいった方法を広げていこうという試みではないでしょうか。

わたしは、今の日本の教育の一番の問題点は、一人一人の個性を伸ばす教育というのが実際上できていないというところにあると思います。子どもたちは一人一人みんな違っているし、「みんなちがって、みんないい」と表面上教えられることもありますが、実際のところは、少しでもみんなと違うこと、はみ出すことをすると回り中から袋叩きにされかねない雰囲気というのが、日本の社会全体に漂っています。

こどもたちはその空気を敏感に感じ取り、そのストレスを、自分たちも同じように、はみ出す子がいればいじめる、という形で吐き出します。

同じ地域の同じ年のこどもたちを、いっせいに同じカリキュラムで教えるという今の学校の仕組みの中では、子どもたち一人一人の個性の違いが、よりくっきりと浮き彫りになり、それに対して攻撃を受けないように、子どもたちは自分の個性を殺し、周りに合わせるようにならざるを得ません。

アカデミーは、そもそも学校自体が、ほかに例のない学校、特殊な学校であり、その学校の中では外見上も違いがはっきりしているさまざまな人が先生として授業を教えています。そこでつくりだされる空気は、子どもたち一人一人が他の人と同じでないことを許容する雰囲気であり、子どもたちは、自分が受け入れられているという安心感の中でさまざまなことに興味を示し、のびのびと自由に学んでいます。

そこが、わたしがこの学校が本当にすばらしいと思う一番の理由であり、この学校が成果を挙げることで、ほかの多くの公立の学校でも新しいいろんな試みをやってみることの自由度が広がってくるのではないかと期待しています。

この学校に通っている子どもたちの親の多くは、そういう教育の新しい試みに賛同し、一緒に新しい学校を作り上げようとする熱意ある親だと思います。その中には、我が家も含め、普段の食費を削っても子どもの学費を捻出しようとぎりぎりの努力を続けている親もたくさんいるのです。

県と市と、あるいは学校との間で、どんな意見のすれ違いがあったのか、実際のところは知る由もありませんが、新しいことを始めるというのはいつだって、とても大変なことです。そんな中で、アカデミーが、群馬県の教育界と、県民全体にとってよい影響をもたらすよう、全力で取り組んでいることをより多くの人に知ってもらい、この行き違いが解決することを願っています。

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2005年6月 1日 (水)

ぐんま国際アカデミー 緊急事態

ぐんま国際アカデミーは、私立の学校です。太田市および太田市長が特区申請をし、設立の準備をすすめてきたため、公立の学校と思われることもありますが、純然たる私立の学校です。

ところで、私立の学校というのは、設立および運営にかかる費用について、一切税金が使われていないのでしょうか?

実は、私立の学校といえども、設立時の建設資金や土地の貸与、運営費の補助などさまざまな面で税金が投入されています。これは、ぐんま国際アカデミーに限ったことではありません。その理由は、もちろん、教育というものがとても大切なことであり、私立であってもその運営をバックアップすることが子どもたち、保護者、ひいては社会全体にとって有益であるからだと思います。

群馬県では、私立学校の運営費の補助として、高校の場合生徒一人当たり年間32万円あまり、中学校では27万円、幼稚園では18万円が支出されています。

ぐんま国際アカデミーでも、この補助金を大きな収入源の一つとして、予算に計上してきました。ところが、このことに関して計算が大きく狂うような事実が明らかになったのです。

そして、昨日アカデミーのPTA組織であるSHIPの緊急の代表者会議が開かれ、対応を協議し、今日その結論に基づき、全保護者に対しお知らせが出されました。

問題は大きくても、何か起こればさっと保護者が動いて連帯して解決のため働くのが、この学校の素敵なところの一つだと思います。今後、かけるようになった段階でこのことについても書いていきたいと思います。

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2005年5月11日 (水)

ぐんま国際アカデミー

上の子がこの4月から通い始めたのは、文部科学省の外国語教育特区として認められ、この春開校したばかりの、ぐんま国際アカデミーという名前の小学校です。

国語と社会以外の科目のすべてを英語で授業するこの学校は、静岡県にある加藤学園というやはり同じ教育方法(イマージョン教育)をとっている学校のノウハウを活かしながら、日本の教育界にとってまったく新しい試みに挑戦しています。

今日は、先輩格に当たる加藤学園の卒業生二人が、12年間のイマージョン教育や加藤学園での学生生活を振り返って話をするためにアカデミーにきてくれました。

20050511111200開催が平日の昼間で、しかも案内のチラシが配布されたのは前日であるにもかかわらず、学校にはおよそ50人以上の保護者が集まりました。

印象に残ったのは、二人の表情がとても活き活きしていること、話し方が熱意あふれるものだったこと、そして二人ともとても素直だったことです。

二人とも、幼稚園時代はまったく英語の勉強をしたことはなく、入ってからいきなりの英語漬けの生活だったそうで、一人は、最初は言葉がわからなくて、学校にいきたくないと思ったこともあるけれど、そんなときでも親や先生がとても親身になってくれて、1年たたないうちにいっていることがわかるようになり、あとは小学校の間中、勉強しているという感覚がないくらい楽しい学校生活だったと話してくれました。

また、もう一人は、毎日英語で授業を受け、英語漬けの生活を送る中で、日本とか日本人であることの意味をより深く実感することができたといいます。

中学・高校ではたくさんの課題が出て授業をこなしていくことは大変だったけれど、逆にそれをこなすことができたことが一つ一つ自分の自信につながったそうです。

自分自身の人生を、自分で選び切り開いていく、そんな力をこの子達は加藤学園で身につけたのだな、と頼もしく思いました。

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