群馬県議会令和5年第3回前期定例会報告
10月11日には、議決のあと決算特別委員会が設置され、常任委員会ごとの決算分科会で勉強会や現地調査、審査などが行われた後、24日に総括質疑が行われ、31日の議決をもって前期定例会から決算までの一連の流れが終了しました。
10月2日の文教警察常任委員会警察本部関係の審査では、補正予算で導入予定の装備資器材の内容や整備効果、交通安全施設整備を計画的に更新していくための予算の確保について質疑したほか、警察官のサングラス着用について、犯罪被害者支援に取り組む部内カウンセラーの体制について、山岳遭難対策用ドローンに関するクラウドファンディングについて、などを取り上げました。

3日の教育委員会関係の審査では、補正予算で取り組む県立学校ICT環境整備の内容と、働き方改革を実行するために必要な環境整備について、ぐんま昆虫の森整備基金条例について質疑し、あわせて県立学校のプール等使用されていない施設の状況と今後の対応について、高等学校等貸与奨学金に関するアンケート結果について、一人一台端末の今後について、ヤングケアラーの把握と対応についてなどについて取り上げました。
5日のリトリート・温泉文化に関する特別委員会では、尾瀬の木道整備について、登山道ツアーや登山道・木道整備講習会の実施について、リトリート3泊旅について、イベントツーリズムについてなどを取り上げ、議論しました。

10月16日の決算分科会の勉強会では、午前中に赤城特別支援学校について、高等学校入学者選抜制度の変更について、第4期教育振興基本計画についての3点について教育委員会からヒアリングし、午後から交通安全施設(信号機、白線表示等)の整備について警察本部からヒアリングを行ったのち、新任の警察本部長との意見交換が行われました。
17日の決算特別委員会文教警察分科会の質疑では、教育委員会関係で県立図書館の電子図書の利用状況と課題、学校登山の実施状況と事故防止の取組、学校長寿命化にかかる改修の実施状況と進捗について、警察本部関係で農産物の盗難状況と対応について、山岳遭難の特徴と防止対策について、令和4年度の事業結果を確認しました。
このほか、9月27日にヤングケアラーに関する勉強会、9月29日と10月16日に図書広報委員会、10月10日にぐんま県境稜線トレイルの調査、12~13日に尾瀬の木道整備に関する調査、18日に部活動の地域移行に関する会派調査、19日に笠ヶ岳登山道の近自然工法による整備の調査、22日に武尊山ぶなの森木道整備の調査、27日に林業林産業活性化議員連盟による飯能市の取組に関する調査、30日に福祉ムーバーの取組に関する勉強会、11月1日に滋賀県の伊吹山登山道整備の取組とマザーレイクゴールズの取組についての調査などもあり、盛沢山の2か月でした。
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