文教警察常任委員会県内調査

文教警察常任委員会の県内調査で、桐生高等学校と桐生清桜高等学校、群馬県警察本部の通信指令室へ行ってきました。

桐生高校は旧桐生高等学校と桐生女子高等学校、桐生清桜高等学校は桐生西高等学校と桐生南高等学校とが統合してできた新しい学校で、今年の４月から、すべての学年で統合後入学してきた生徒のみになったところです。

どちらも、統合に合わせて新しい施設をつくったり改修したりして、生徒たちの勉強や生活の環境は向上しているようです。特に桐生清桜高校で頂いた、生徒たちが作成したという学校案内からは、自分たちの学校が大好きで誇りを持っている生徒たちの気持ちが伝わってきました。

警察本部の通信指令室では、今年4月から本運用開始となった110番映像通報システムについて伺いました。これは、110番通報があった際に、必要に応じて通報者の方のスマートフォン等から写真や動画を受信するシステムで、特に行方不明者の捜索などについて、捜索対象の方の映像を事前に入手できることで、捜索がスムーズに行われるなどのメリットがあるということでした。

通信の分野における技術の進歩は目覚ましいものですが、公的な機関がそれに対応できるようになるには、予算の都合などもあって少し時間がかかります。しかし、特に警察などの分野においては、新しい技術になるべく早く対応できるようにすることが、効果の高い活動のために不可欠であると思います。もちろん、機器等の整備だけでなく、それを使用する人員の育成も重要です。警察官のみなさんの能力を十分発揮できるような環境整備に引き続き取り組んでいきたいと思います。