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2022年9月 8日 (木)

地域活性化・魅力発信に関する特別委員会の県外調査(その2)屋久島町役場

屋久島町役場では、世界自然遺産やユネスコエコパーク、ラムサール条約登録湿地などさまざまな認定、登録を受けている屋久島における観光と地域への影響について伺いました。

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屋久島では、高速船の就航や世界自然遺産への登録、映画「もののけ姫」の公開などをきっかけに観光客数が急増し、昭和60年ごろはおよそ11万人ほどだった入込客数が、平成元年度には17万人を超え、平成10年度には28万人近く、ピークの平成19年度には40万人を超えています。

その後、口永良部島の噴火や熊本地震、山岳豪雨発生などにより少しずつ減少傾向になり、コロナ前の令和元年度には25万人を超える程度までに減ってしまいました。町が平成28年に策定した観光基本計画では、ピークの入込客数40万人は多すぎるとして目標を35万人に設定したということですが、コロナの影響もあり、平成2年度は13万人あまりとなっています。

特に、島の主要な部分は山岳地帯であり、最も人気のある縄文杉までは、登山道で往復10時間ほども歩かなくてはいけないため、トイレや施設等の維持管理、自然保護や救急活動のコストの増大などさまざまな問題が出てきました。そこで、行政や議会、屋久島町エコツーリズム協議会などで議論を重ね、「世界自然遺産屋久島山岳部環境保全協力金」や屋久島町公認ガイド制度の創設など、さまざまな取組を実施しました。

それでも、現状として観光資源および自然保護の観点から必要な費用を十分賄うには至っていないということで、そのあたりの持続可能な仕組みづくりにどう取り組んでいくべきか、考えさせられました。

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