新型コロナ対策のための補正予算について
5分という限られた時間でしたが、今回の補正予算における医療体制の整備において、どの程度の感染の広がりまで対応できると見込んでいるか、また、今回の補正予算で想定している状況を超える事態が発生した場合の対応について、どう考えているか、健康福祉部長に伺いました。
補正予算では、今後感染が拡大した場合に備えて入院できる病床を現在の52床から200床まで増やすための費用が計上されています。
また、帰国者・接触者外来の増強や、発熱外来の設置などの費用も盛り込まれました。
さらに、これを超える事態となった場合には、入院は重症の方を優先して行い、軽症の方については自宅待機をしていただくなどの対策も考えていかなければならない、との答弁がありました。
厚生労働省から示されている計算式によれば、群馬県では流行のピークにおいて、1日の外来受診数がおよそ6500人、入院者数が3500 人、重症者数が110人余となり、今回の補正で対応する予定の数からは大きな開きがあります。
今回の補正予算では、改めて県内のピーク時の患者数について数理モデルにより推計を実施するとのことですが、いずれにしても事態の推移に応じて現在実施している対応を変えていかざるを得ない場合があり得ます。
新型コロナウイルス感染症対策には、県民の理解と協力が不可欠です。急速な感染拡大の発生や、緊急事態宣言が行われるなど、事態の推移に応じて県がとる可能性のある感染拡大防止措置を時系列で示すタイムラインを公表することで、県民に今後の見通しを持って頂き、適切な行動への準備をして頂く必要があると訴えました。
質疑の様子はこちらでご覧いただけます。
http://www.gunma-pref.stream.jfit.co.jp/?tpl=play_vod&inquiry_id=5412
| 固定リンク
コメント