がんセンター緩和ケア病棟 開棟式
5月31日、群馬県立がんセンターの緩和ケア病棟がついに開棟式を迎えました!
平成22年に設置されたがん対策推進特別委員会の発議により成立した群馬県がん対策推進条例において、委員の一人として条例案の作成にかかわり、群馬県立がんセンターへの緩和ケア病棟の設置を念頭に、緩和ケアに必要な病床の確保、という項を入れていただくなど、さまざまな機会に設置とその内容の充実に関心を寄せ続けてきただけに、感慨はひとしおでした。
県産材を多用した内装は、居心地がよくほっとする雰囲気となっており、トイレのすぐそばまでベッドが寄せられるようになっているなど、患者さんの立場に立った工夫が多く採用されています。
地域とも連携しながら、痛みのコントロールを専門的に進めていくためのセンターも設置されました。
6月1日のオープン当初から、すでに利用希望されている方がいらっしゃるということで、この場所ががんによるこころやからだの痛みをやわらげ、患者さんやご家族の気持ちを支えるよりどころとなることを、心から期待しています。
この緩和ケア病棟の設置が、群馬県全体における緩和ケアの水準をあげることにつながりますように!
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