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2014年6月13日 (金)

人口減少対策特別委員会

6月11日(水)人口減少対策特別委員会が開催され、出席しました。

委員会として初めての審査なので、まずは群馬県として、人口減少の原因や課題をどうとらえ、どのような施策を行っているのか、またその成果をどうとらえているか伺いました。

県のとらえ方としては

人口減少の原因として、自然減と社会減があり、特に自然減については少子化がその主な原因であり、少子化の主な原因は①未婚化・晩婚化と②その結果としての晩産化、③理想の子どもの数よりも実際に産む予定の子どもの数が少ないことなどがある。

県民アンケート結果などをもとに、それぞれの課題と対応を整理すると、

①未婚化・晩婚化

いずれ結婚したいと考える若者は約9割いるが、経済的に不安定であることや、異性との出会いの減少が未婚化・晩産化を招いている。県としては就業をきちんとできるような支援や、男女の出会いの場を提供する事業などを行っている。

②晩産化

将来の子育てに対する不安として、経済的な不安や子育てそのものへの大変さ、仕事と子育ての両立の難しさへの不安などを感じていることが晩産化の原因となっている。このため、出産や子育てに対する支援や仕事と子育ての両立に関する取り組みを行っている。

③実際に産む予定の子どもの数が少ないこと

理由として、子育てにお金がかかる、仕事への差支え、高齢でうむのが嫌だなどがあげられ、子育てへの負担感や不安感の理由は子育てにお金がかかること、少子化の改善には経済的負担の軽減、ワークライフバランスの達成、経済的不安定の除去などがあげられている。経済的負担の軽減については国の責任で進めていく必要があり、県としてはワークライフバランスの達成や子育て支援の充実などに取り組んでいる。

ということでした。

成果については、「ぐんま子育て・若者サポートビジョン2010」の計画における数値目標に関して、いくつか達成したものもあり、まだ未達成のものもあるが、今年度で計画期間が終了するため、評価・分析をきっちりとして次の計画策定に活かしたい、とのことでした。

そこで、わたしから、計画に示された数値目標を達成できたかどうか、ということも大切ですが、人口減少に歯止めをかけたいとさまざまな政策を行ってきているけれど、歯止めがかかるどころか、減少に拍車がかかっているような状況であり、これまでの政策の成果はあがっていない、という認識を持つところからスタートするべきではないか、と指摘させていただきました。

また、県が行っている施策の一つ一つについて、人口減少を進める方向に作用しているのか、あるいはそれを食い止める方向に作用しているのか、中立的なものなのか精査して、人口減少を推し進める方向に作用しているものを見直すなど、全庁的な取り組みが必要ではないか、ということも、申し上げました。

委員会としては最終的に人口減少対策に関する提言をまとめることが目的であり、その提言を「群馬県次世代育成支援対策推進行動計画」や「群馬県子ども・子育て支援事業支援計画」、「群馬県過疎地域自立促進計画」などに反映させることを求める予定であり、「若者の就労及び家族形成支援に関すること」について9月の審査で、「子どもを安心して生み、育てる環境の整備に関すること」について11月の審査で、「過疎対策に関すること」について2月の審査で集中的に審議し、最終的な提言案をまとめていく、ということになりました。

平成24年度の県民アンケートの結果では、独身者へ聞いた結婚しにくい理由、結婚生活への不安、子育てへの不安、子育て中の人へ聞いた希望よりも子どもの数が少ない理由、子育てへの不安や負担、少子化改善に必要なこと、のいずれについても経済的な問題、お金がかかることなどが最も高い割合となっており、この部分を改善することなしに人口減少、特に自然減について歯止めをかけることは難しいと思います。また、少子化の改善に必要と思われることの2番目にワークライフバランスの達成があげられていることも、重要な点だと思います。

今後の審査の中で、さらに具体的に県として取り組みが必要なことを整理し、提言につなげていきます!

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