中島知久平邸シンポジウム
6月22日、太田市新田文化会館エアリスホールで開催された「中島知久平邸シンポジウム」を聞きに行ってきました。
中島邸は14日から一般公開が始まっていますが、公開後はまだ行ったことがなかったので、シンポジウムの前に現地にも行ってきました。
まだ整備中のときに中を見せていただいたことがありますが、きちんと整備された邸内はさすがに重厚で、贅を尽くして建てられた当時の面影がしのばれました。
庭園もきれいになり、まだ外からしか見られない部分もあるので、庭の方に回る人も多いようでした。
中島知久平邸は昭和初期に建てられ、平成の初め頃までは使用されていたということで、太田市内にも中島邸が現役時代のことを知っている方や、家族が建築に関わったなどゆかりのある人が多くいらっしゃいます。
シンポジウムでも、そういった話が出てきて、来場者のみなさんも興味津々で聞き入っていました。
中島知久平さんは言うまでもなく太田市を支える一大企業、富士重工業の創設者であり、今に続くスバルのものづくりの原点がここにあります。その歴史を振り返ればいろいろなことがあったと思いますが、中島知久平邸には先日世界遺産登録が正式決定した富岡製糸場に負けないロマンがあるのではないかと思います。
全国のスバリストと言われるスバルを愛するみなさんに一度は行ってみたいと思われるような群馬の名所の一つになることを大いに期待しています!
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