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2013年11月28日 (木)

上野村 木質バイオマスの取り組みの調査

会派「爽風」で上野村の木質バイオマス利用の取り組みについて、調査に伺いました。

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上野村では、平成21年に現在の村長さんが当選されてから、木材を村内で循環利用することで、村の振興につなげたいとさまざまな取り組みを行ってきました。

ここは総面積の95%以上が森林であり、その中でも広葉樹林が63%と多いのが特徴です。

村では間伐材の利用促進に取り組み、搬出間伐の場合の補助金のかさ上げや、高性能林業機械の貸出し、搬出した材の運搬費補助などにより、平成20年に200立方メートル程度だった間伐材の利用が、平成24年には4500立方メートルと急増したとのことです。

特に、木材市場へ出せない低質材は、村のペレット工場へ運んでもらい、ここでつくったペレットを村内のさまざまな施設や住宅で利用しています。

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今回は、まずこの木質ペレット製造工場を訪問し、お話を伺いました。

工場は平成23年6月20日に完成し、年間最大で1600t程度のペレットを製造する能力がありますが、現在は年間500t程度のペレットを製造し、村内の温浴施設やいちごハウス、村営住宅などのペレットボイラーや、公共施設や村営住宅のペレットストーブ、また村内の一般住宅のペレットストーブにも提供しています。

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低質材をチップにして、そのチップからペレットを製造します。

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出来上がったペレットの一部は、10kgの袋詰めにして、村内のお店で1キロ42円で販売しています。

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こちらは、工場の事務室に設置されていたペレットストーブです。とっても暖かかったです

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工場を拝見した後は、村内の温浴施設のペレットボイラーといちごハウスのペレットボイラーを見てきました。

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森林から材を運びだし、それをペレットなどに加工し、地域のエネルギー源として使っていくこの一連の流れの中で、30~40人の雇用増も生み出したということで、まさに地域が自立できる仕組みづくりに意欲的にチャレンジしているという感触です。

人口1300人余の小さな村ですが、そのうち15~16%ほどもIターンの方だということで、現在では人口減少に歯止めがかかっているそうです。

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調査の後、Iターンで、村の方と結婚し、カフェを始められた方にお話を伺うことができました。村の人たちが外から来た人を暖かく受け入れてくれる雰囲気があること、またいろいろな仕事を村でつくりだしていることなどが、よそから来た人たちが移住できる理由ではないかとおっしゃっていました。

木質バイオマス利用の取り組みが、それだけでなく、地域全体の魅力づくりにつながっている、そんなことが実感できた充実した調査でした

ご対応いただいたみなさま、本当にありがとうございました。

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