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2013年10月10日 (木)

足尾調査

太田市議会の足尾山元調査に東毛地区選出の県議が同行させていただくことになり、わたしも参加させていただきました。

足尾には、銅山の採掘をしていた頃からの堆積場がたくさんあり、古河機械金属の方の案内で、そのうちのいくつかを現地視察させていただきました。

午前中はまず有越沢堆積場へ。途中から車をおりて片道40分くらいでしょうか、歩いて現地まで行きました。

道は結構険しい山道でしたが、風があり涼しかったのでめったにできない山歩きは爽快でした。

古河機械金属さんが緑化に取り組んでいる崖を見ることができましたが、さまざまな方法にチャレンジしているけれど、表土が崩れてしまい、この部分についてはなかなか緑化できない、というお話でした。

下山して昼食の後、今度は車に分乗して今も使用中の簀子橋(すのこばし)堆積場と中才浄水場、そして東日本大震災の時に崩落してしまった源五郎沢堆積場へ向かいました。

足尾では現在製錬所の操業は停止されていますが、いったん採掘を行った銅山では、半永久的に採掘場跡から流れ出る重金属類の処理を行わなければならず、ここ足尾でもそのために巨額の費用をかけて水をきれいにし、その過程で出た汚泥を堆積場へ運び、管理するということを続けています。

そのためにかかる費用は膨大ですが、会社がその費用を払えなくなってしまえば、税金で処理を続けなければならないということになります。銅山の操業を開始した時、そこまで長い期間にわたって管理していかなければならないということを、当時の会社経営者たちはどこまで考慮していただろうかと考えてしまいました。

案内していただいた所長さんをはじめ、古河機械金属の社員のみなさんは、みな丁寧に現地の説明をしてくださり、「公害の原点」と言われるような事態を会社が起こしてしまったことを重く受け止め、現地の案内や情報の開示についてしっかり取り組んでいかなければならないと考えているということでしたが、いったん人間の経済活動が自然に対し影響を与えてしまったあと、その後始末をするためには本当に長い年月がかかります。

終わりの見えないその取り組みを現地で確認し、改めて足尾鉱毒事件の重大さを感じないではいられませんでした。

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