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2013年8月 8日 (木)

爽風県内調査

同じ会派として活動している茂木英子県議と会派視察を行いました。

今回伺ったのは、群馬県林業試験場と鳥獣被害対策支援センター、国立のぞみの園の3ヵ所です。

今年は茂木県議が環境農林常任委員会でわたしが鳥獣被害対策特別委員会なので、前の2ヵ所は二人とも所管の施設となります。
国立のぞみの園は重度知的しょうがい者の総合支援施設で、茂木県議が調査のお願いをしたところ、快く受け入れてくださったものです。

林業試験場では、野生動物の研究や少花粉スギなど林業に関する研究、木材やキノコの研究、野鳥病院などさまざまな業務を行っています。鳥獣被害だけでなくナラ枯れなどの虫害、花粉症対策などはどれも深刻な問題ですが、その発生メカニズムや効果的な対策についてはわかっていないことも多く、ここで行われているようなさまざまな研究を対策に活かすことはとても大切だと考えています。

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試験場では研究の概要や成果のほか、鹿の行動パターンなどを調査するためのGPS首輪などを見せて頂きました。またキノコ研究では群馬県林業試験場は全国でも有数の研究を行っているということで、キノコの試験栽培や放射性物質の濃度を測定する機械なども見せて頂きました。

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野鳥病院には多くの猛禽類やフクロウなど傷ついた鳥たちが保護されていて、職員の方がヒナに根気よく餌をやっていました。

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鳥獣被害対策支援センターは、深刻な野生鳥獣による農林業被害に対し、部局横断的に取り組むため設置されたもので、組織的には農政部の中にありますが、農政部の技術職員と環境森林部の技術職員がおり、また日本獣医生命科学大学とも連携し、鳥獣被害に強い集落作りをなど被害対策を進めています。

平成22年から始めた鳥獣被害に強い集落作りの取り組みは今年3年目を迎えることもあり、今後事業の効果について評価する取り組みを行いたいとのことでした。

野生鳥獣の生息域が拡大しつつあることは、人間の行動範囲が縮小に向かっていることと表裏の関係にあり、そのことは中山間地域や農林業の担い手の高齢化と減少に密接に結びついています。集落や農林業に従事する人の数も予算も限られているなかで対策を行うには、効果測定をきちんと行って効率のよい対策方法を見つけなければならないと考えています。鳥獣被害対策支援センターの取り組みに期待したいと思います。

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国立のぞみの園は重度知的しょうがい者が終生生活できる場所として昭和46年に開所した国の施設ですが、現在は独立行政法人となっており、運営費の半分以上を介護保険や医療などの事業収入で賄っているそうです。また開設当初とはしょうがい者に対する支援の考え方も変わってきており、入所者の方たちがなるべく施設を出て地域で暮らしていけるようにという部分に力点をおいているとのことでした。

発達しょうがい児のデイサービスや就労移行支援などにも取り組んでおり、キノコの栽培を行っているところも見せて頂きました。入所者の方が地域で暮らすための練習をするホームや実際に施設を出て暮らしているケアホームなども見せて頂きました。

地域で暮らすことに不安を感じる親御さんもいるそうですが、これまでのところ地域への移行によって症状が安定するなどよい効果が出ているということで、かつて500人以上いた入所者も現在では300人弱に減っているそうです。

ただ、ケアホームはまだまだ足りないそうで、入所者の方々が地域で暮らしていけるようにケアホームがもっと増えてほしいとのことでした。

盛りだくさんの内容の調査で、まだまだ書ききれない部分もありますが、今回の調査内容を今後の議会活動に活かしていきたいと考えています。

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