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2013年8月19日 (月)

群馬県地球温暖化防止活動推進センター と 緩和ケア診療所いっぽ

会派「爽風」県内調査で前橋にある「群馬県地球温暖化防止活動推進センター」と高崎の「緩和ケア診療所いっぽ」を訪問しました。

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群馬県地球温暖化防止活動推進センターは、群馬県がNPO法人地球温暖化防止ぐんま県民会議を指定して設置したもので、地球温暖化防止に向けた普及啓発などさまざまな事業を行っています。

9月8日には、環境省補助事業として「食とエネルギーの群馬スリム化フェスティバル」を実施予定だということで、生活全体を見直してスリムに暮らす提案を行うということでした。

このほか、家庭からのCO2排出量削減のための診断と提案をオーダーメイドで行う「うちエコ診断」や群馬県の委託事業である「環境GS認定事業者等支援事業」「地球温暖化防止活動推進員支援事業」などの事業も行っています。

主な実施事業は国や県からの委託費や補助金で実施されますが、センターの運営費そのものは会費によって賄われているということで、スタッフの皆さんの給与やセンターの家賃・光熱費など運営状況はかなり厳しいものがあるようです。

緩和ケア診療所いっぽは「患者・家族の思いに寄り添い、その人らしい暮らしを支える」という理念のもと、院長の小笠原一夫先生が20年以上前に始められたということで、現在では先日わたしが講演会でお話を聞かせていただいた萬田緑平先生など3名の常勤医師と8名の常勤看護師のほか7名のスタッフとともに、常時60~70名程度の患者さんを支えています。

院長先生のお話では、群馬県で在宅で看取りを迎える方の1/3程度がいっぽの患者さんではないか、ということで、群馬県の在宅緩和ケアに大きな役割を果たしている診療所です。

実は、今年の2月に尾島行政センターで開催された講演会のシンポジストとして小笠原先生が出席されており、その後6月に萬田医師の講演を聞き、さらに7月30日には在宅療養支援診療所連絡会主催の講演会で小笠原先生にごあいさつさせて頂いたという経緯があり、さまざまな示唆を与えていただいた「いっぽ」に初めてお伺いさせていただくことができました。

今回の訪問では、診療所でお話を聞かせていただいたほか、訪問診療やカンファレンスにも同席させていただき、本当に貴重な経験をさせて頂きました。受け入れていただいた患者様やご家族のみなさまにも、心から感謝したいと思います。

小笠原先生が診療所を始めたころは、在宅緩和ケアに対する認知度も今よりさらに低い状況だったそうですが、少しずつ理解が進み、現在では病院等との連携も進みつつあるということでした。

一方で、いっぽの評判を知って利用申し込みが増えていることで、必ずしもすべての利用が受け入れられるわけではなく、現在の患者さんの数はいっぽとしてほぼMaxに近いのではないか、ということです。地域的にも、いっぽで受け入れて頂くにはある程度距離的な制約があります。いっぽに近いような在宅緩和ケアの支援を行っているというところは他にあまりなく、そういう意味では、いっぽで受けられるような在宅緩和ケアのサービスが受けられるということは、幸運なことと言わなければならないでしょう。

群馬県においても今後高齢化がさらにすすみ、がん患者さんを在宅で看取ることの需要はますます大きくなることが予想されます。また、患者さん本人の意思としても在宅で最後まですごしたいという願いを持つ人が多いのではないかと思います。

こういった状況の中、すべての県民が在宅での緩和ケアや看取りを選択できるような環境を作るために、群馬県としてどのような支援をしていくことが求められているのか、よく整理して対策を考えていかなければとの思いを新たにしました。

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