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2013年7月26日 (金)

熊本県立装飾古墳館

県外調査最終日は熊本県立装飾古墳館に伺いました。

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装飾古墳は古墳の壁などに装飾が施されているもので、九州、中でも熊本に多く見つかっています。茨城や千葉にもみられるようですが、それらは九州から移住した人たちがつくったものだと言うことでした。

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この装飾古墳館は平成4年に総事業費およそ50億円で整備されたもので、年間の利用者数は3万人前後、会館以来の累計では94万人ほどになるそうです。高校生以下は無料のため、有料利用者はおよそ1/4とのことでした。

年間の運営費は人件費を除いて5000万円~6000万円ほどで職員数は館長以外に11人くらいです。
館内には熊本県内にあるたくさんの装飾古墳や出土品のレプリカや現物が展示してあり、また職員のみなさんの研究成果などを示した展示室などもありました。

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東京や大阪で装飾古墳に関するシンポジウムを行ったり、春と秋に熊本県内の古墳の一斉公開を行ったり、館内外でさまざまな体験学習などもできるようになっており、利用者増や興味・関心をもつ人の層を広げる試みも行っています。

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群馬県の埋蔵文化財調査事業団の発掘情報館でも行っている勾玉作りを最初に採り入れたのもこちらということで、群馬のものより大振りの勾玉が印象的でした。
古墳時代に生きていた人たちが、九州から東北の方まで交流があり、地域によって少しずつ違いがありながらも共通の文化や習俗を持っていたということは、とても興味深く、それらの謎を解き明かしていくことには、ロマンがあります。

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財政的に厳しい時代ですから、こういった事業にどのくらいお金をかけるべきかという議論はありますが、さまざまな文化財をもつ各県が、お互いに交流を深め、観光振興に繋げることなども念頭に置きつつ文化財の保護と活用について考えたいものです。

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