« 平成25年太田市新春懇談会 | トップページ | ぐんまちゃんショップ »

2013年1月12日 (土)

県政要望を提出しました

平成25年度の予算編成に向けて、県議会会派「爽風」として要望を知事あてに提出しました。

S

今回の要望は、働く環境を整え社会的責任を果たす企業を育成することや、群馬の魅力を伝え「ぐんまファン」をふやすこと、子どもたちの個性を活かし社会全体で育むことなど12分野82項目からなっています。

詳細は、以下をご覧ください。

 以上

1. 働く環境を整え社会的責任を果たす企業を育成する

 経済のグローバル化や景気の低迷など依然として厳しい経済環境の中、県民の生活を守るための取組みは一層重要となっています。また、ハンディのある人や女性、子育て中の若年世代を含めたさまざまな県民が働きやすい環境を整えることが、結果として多様な能力を十二分に活かすしなやかで強靭な社会をつくることにつながるとの考えから、以下の施策の充実を要望いたします。

 

u 総合評価落札方式の企業関係評価項目に障害者雇用率の達成状況や子育て支援の推進状況などを入れること

   u 民間事業者が障がい者の法定雇用率を達成できるよう支援すること

 

u 仕事と家庭の両立支援に取り組む企業への支援強化

 

u 中小企業金融円滑化法の終了にあたって対象となる企業の経営安定化のための支援策を強化すること

 

u 女性や若者、高齢者、ハンディのある人が起業をするときなどに利用できる有利な融資制度の創設

 

u 女性や若者、高齢者、ハンディのある人などの積極的な雇用や働きやすい環境づくりに取り組む企業への優遇制度の充実

 

u 農林業や医療・介護などの分野への転職・就労が進むよう研修制度や優遇制度を充実すること

 

2. 群馬の魅力を伝え「ぐんまファン」をふやす

 昨年度のゆるキャラグランプリでは、群馬県のマスコットぐんまちゃんが全国3位と大健闘しました。このことは、ブランド総研による都道府県の魅力度ランキングで最下位という結果を受けて落ち込み気味の県民にとって勇気づけられるニュースでした。このような機会をとらえ、時宜を得た対策をとることで、ぐんまファンはまだまだふやすことができると考えています。多くのお客さんに群馬を訪れてもらえるよう、以下の施策の充実を要望いたします。

 

u ぐんまちゃん選挙対策本部を立ち上げ、ぐんまちゃんをゆるキャラグランプリ1位にすることで群馬県のイメージアップにつなげること

 

u 富岡製糸場と絹遺産群の一体的な整備とPRの推進

 

u NHK大河ドラマ「八重の桜」を活かした観光振興の取組み

 

u 甲を着た人骨の発見にともない、その保存・活用に必要な予算を十分確保すること。また、発見された場所の周辺を含めた詳細な調査を行うこと

 

u 観光振興関連の施策の効果を常に数値的な面から十分検証し、具体的な成果につなげること

 

3. 子どもたちの個性を活かし社会全体で育む

 「みんなちがってみんないい」と言われるように、子どもたち一人ひとりの個性を受け止め、変化や困難にであっても生き抜くことのできる力を社会全体で育んでいくことは、群馬県の礎を築くことでもあります。子どもたちがおかれた環境に関わらず自分自身を大切にしながら生きられるよう、以下の施策の充実を要望いたします。

 

u 精神疾患や発達しょうがいなどへの理解をすすめるための取組みを強化すること

 

u 子どもや保護者が直接いじめ問題などについて相談できる独立した第三者機関の設置

 

u 貧困・虐待などで行き場のない、特に18歳以上の子どもを緊急に一時保護するためのシェルターの設置

 

u 特色ある多様な教育の機会を維持確保するため、全国でもトップレベルの私学助成の水準を維持し、さらに充実する

 

u 前橋高等養護学校伊勢崎分校の独立校化と環境整備

 

u 防災教育の充実

 

u 教員採用試験における年齢制限の撤廃

 

u 教職員のメンタルヘルス対策の強化

 

u 県立学校教職員の麻疹抗体検査や予防接種受診への補助制度創設

 

u 臨時採用教職員や非常勤講師の待遇改善によりすべての教職員が雇用に関する不安を抱えることなく子どもたちに接することができる環境を整えること

 

u 学校周辺や学校給食に関わる放射能測定はきめ細かく実施する体制を維持すること

 

u 児童福祉施設・ぐんま風の家・里親制度などへの支援の充実と自立援助ホームの増設

 

u 5歳児検診の実施

 

u 病児・病後児保育等の拡充

 

u 虐待を未然に防止するための託児クーポンの発行

 

u 子ども・若者に関わる様々な相談を一元的に受けられる窓口の設置

 

u 課題を抱えた若者の自立に向けた支援

 

 

4. 誰もが持てる力を発揮し、支え合う共生社会を

 障がいがあっても適切な支援を受けることで、地域で安心して暮らすことができます。また、自ら学んだことや経験を生かして働くことも可能となります。県民の誰もが持てる力を発揮し、支え合う共生社会づくりは県政発展のためにも大変重要であると考えます。このため、以下の施策の充実を要望いたします。

 

u ハンディのある方たちが安心して地域で日常生活を送るためのサービス提供が十分できるよう受け皿づくりを支援すること

 

u 障がい児保育(未就学児・学童)への支援の充実・強化

 

u 福祉の現場で働く人たちの雇用環境の改善

 

u ハンディのある方たちの就労機会の拡大など地域で自立して生活していくための支援

 

u 県有施設等での高等養護学校生徒の職場実習や就職受け入れの拡大

 

5. 「かかあ天下が魅力」と言われる群馬を目指す

 昔から「かかあ天下」と言われてきた群馬県は、働く女性の多い県でもあります。女性であることによって、暴力の対象となりやすかったり、能力を十分発揮することが難しい慣行があったりして女性が能力を発揮できないことは、社会全体の損失でもあります。性別にかかわりなく誰もが自分自身の生き方を選び、能力を発揮できるよう、以下の施策の充実を要望いたします。

 

u 性暴力被害者のためのワンストップ支援センターを設置すること

 

u 東毛地域に配偶者暴力相談支援センターを設置すること

 

u 女性警察官の採用・登用拡大とそれに合わせた職場環境の整備

 

u 警察官の育休代替要員を人数分確保すること

 

u 女性警察官による24時間体制の相談窓口設置

 

u 県職員の管理職や審議会委員等への積極的な女性の登用

 

u 男性の育児休業取得支援および育児休業取得のための環境整備の促進

 

u デートDV防止に向けた積極的な啓発

 

u DV被害者支援の取り組みを強化し、民間支援団体や警察・教育委員会・医療・保険関係など幅広い機関と連携を深めること

 

6. 年を重ねても安心して暮らせるために

 年を重ねても住み慣れた地域で自立し安心して暮らしていける社会づくりが急務です。近年、問題となっている高齢者の生活を支える側への対応も含め、高齢者の誰もが気軽に健康づくりを楽しみ、人としての尊厳を保ち続けられる施策に積極的に取り組むため、以下の施策の充実を要望いたします。

 

   u 家庭で介護を行う人をサポートする体制の構築が進むよう市町村を支援すること

 

u 高齢者の健康づくり活動への支援の強化 

 

u 認知症高齢者等見守りが必要なお年寄りへの支援の充実、強化

 

u 高齢者が住みなれた地域で尊厳を守り安心して暮らせるよう、市民後見人の養成に力を入れること

 

u 介護従事者の待遇改善の一層の推進

 

7. がんとともに生きる人を支え、その家族によりそう

 群馬県がん対策推進条例の成立を受け、群馬県はがん対策を主要施策の一つとして取り組んでいく姿勢を大きく打ち出しました。このことは、突如としてがんという病とともに生きることになった方たちとその家族にとって、心強い応援となるはずです。がんを避け、がんと闘い、がんとともに生きるすべての患者さんとその家族によりそい、支えることで、がんになってもその人らしい生き方のできる群馬県をつくるため、以下の施策の充実を要望いたします。

 

u 県立がんセンターへの緩和ケア病床の設置にあたって、十分な人的体制を整えることおよび県内全体の緩和ケア水準の向上に向けた拠点機能を設けること

 

u がん治療技術国際戦略総合特区構想において、参加企業等の利益の一部を積み立て、がん対策推進基金(仮称)を設置し、がん対策の推進に役立てること

 

u がん検診に関し、県職員の受診率目標値を90%以上とし達成に向けた対策を講じること

 

u がん診療連携拠点病院等への財政支援の拡大

 

u 県民が重粒子線治療を受ける場合の治療費負担の軽減制度導入

 

u 企業におけるがん検診受診率向上に向けた取り組みの支援

 

u 市町村におけるがん検診の実施および受診率向上に向けた支援策および県としての受診率向上に向けた取り組みの強化

 

 

8. 県民の命と健康をまもる

 

 

病院勤務医の不足や診療科や地域による偏在は県政の大きな課題です。限られた人材を大切にし、働き続けられる環境を整え、関係機関や他県も含めた連携によりその能力を最大限生かせるよう、知恵を絞り、工夫しながらやりくりしていかなければなりません。県民の命と健康をまもり、安心して医療を受けられる環境を維持していくため、以下の施策の充実を要望いたします。

 

 

u ドクターヘリの24時間運行にむけた態勢整備

 

u 軽症の患者が夜間や休日の救急外来を利用することを減らすための啓発

 

u 県境域における他県との連携の強化・充実

 

u 院内保育所の設置と保育の質の向上に向けた支援

 

u 重症心身障がい者等キャリーオーバーの人たちが安心して医療を受けられる体制づくりを早急に行うこと

 

 

9. 想定外に備える

 東日本大震災では、想定を超える災害が実際に起こりうるということが示されました。想定したことに備えることはできても、想定外にどう備えたらいいのか、これまでの災害対策を根本から見直す必要に迫られています。想定を超えた事態が起きた時に頼りになるのは地域の絆であり、それは日ごろから意識して培っておかなければなりません。想定を超える事態が起きても、被害を最小限に食い止められるよう、以下の施策の充実を要望いたします。

 

u 「地先の治水安全度」や「超過洪水」の考え方を取り入れた治水対策を行うこと

 

u 一般家庭の耐震リフォームへの補助制度の導入

 

u 県内市町村における災害時の要援護者支援計画の個別計画策定や福祉避難所の設置などへの支援

 

u 緊急事態に対する県民の備えが進むよう、より一層の啓発を行うこと

 

u 具体的な災害などを想定した県の行動計画や防災訓練などの見直し

 

u 河川改修や農業用水、遊水地など部局間をまたぐ施設の連携により総合的に住宅や田畑などへの水害を防止すること

10. 水と緑を守り持続可能な県土をつくる

 わたしたちが祖先から受け継いだ群馬県の美しい森や川、水と緑を守り、子どもたちや孫たちへと手渡していくことは、今を生きる県民共通の責務です。手入れの行き届かない森を減らし、森や大地の恵みを最大限利用しつつ持続可能な循環社会をつくるため、以下の施策の充実を要望したします。

 

u 森林整備の促進のため、境界の明確化や公有地化に計画的かつ集中的に取り組むこと

 

u 森林環境税の導入にあたっては、経済状況や低所得者対策に配慮し、十分な県民理解を得たうえで実施すること

 

u ペレットストーブや薪ストーブの一般家庭への導入に対する補助制度を設けること

 

u 林地残材の熱およびエネルギー利用を積極的に進めるなどエネルギーの地産地消を推進すること

 

u 群馬県汚水処理プランの改定にあたっては、汚水処理率の目標を早期に達成できるよう、集合処理と個別処理のバランスを見直し、市町村設置型の戸別浄化槽の一層の推進を図ること

 

u 河川の護岸整備や橋梁の修繕等において、環境や景観に配慮しつつ事業を進めること

 

u 県産農畜産物のブランド化や六次産業化をより一層の推進すること

 

11. 自主的な市民の活動を活かす

 県民の誰もが、住み慣れた地域で安心して、心豊かに暮らしていきたいと考えています。人口や税収が減少していく中でこのことを実現するためには、地域社会の支え手として、NPOやボランティアなどさまざまな市民の活動を活発化していく必要があります。自主的な市民の活動を推進し、行政との連携を強化するため、以下の施策の充実を要望いたします。

   u 個人住民税の寄付金税制拡充に伴う団体指定においてNPO等を積極的に活用していくこと

 

u 県有施設の指定管理者制度におけるNPO等民間事業者の積極的活用

 

u 市民活動との連携の強化(放射線量調査、被災地支援、防災対策、若者支援その他)

 

u NPOや市民団体などの運営基盤を確立するための支援策の充実

 

u NPO等の設立や経営などについての地域相談窓口の設置

12. 県政の選択肢を分かりやすく示す

 限られた財源の中でより有効な県政を推進するためには、市町村との連携をより一層強化するとともに、県のさまざまな施策等についてこれまで以上に県民に分かりやすく情報提供し、群馬県の置かれている状況への理解を進めることが必要であると考えます。このため、以下の施策の充実を要望いたします。

 

u まちづくりプランの実施にあたってはプランの掲げる方向性を着実に実現できるよう市町村との協議を進めること

 

u はばたけ県土整備プランにこれまでかかった費用と今後必要となる費用の見通しを入れること

 

u 予算編成や決算に当たっては、事業の効果が容易に検証できるよう事業ごとに記載するなどわかりやすい表記とすること

 

u 県で行う審議会や各種委員会等の開催状況や配布資料、会議の内容やメンバーなどについて、積極的に公開すること

|

« 平成25年太田市新春懇談会 | トップページ | ぐんまちゃんショップ »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 県政要望を提出しました:

« 平成25年太田市新春懇談会 | トップページ | ぐんまちゃんショップ »