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2012年10月28日 (日)

日本女性会議2012仙台 2日目

日本女性会議2012仙台、2日目午前中は、第1分科会「復興・防災に女性の声を~出す、ひろう、生かす」に参加しました。

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昨日に引き続き、この日はパネリストとして登壇した宗片恵美子さんからは、東日本大震災に伴う「震災と女性」に関する調査報告をもとに、男女共同参画の視点からみる防災・災害復興対策に関する提言が示され、NPO法人神戸まちづくり研究所副理事長山地久美子さんからは、阪神淡路大震災以降、男女共同参画の視点からの防災まちづくりが進んでいない原因とそれを進めるための提案が、また早稲田大学「地域社会と危機管理研究所」客員研究員浅野幸子さんからは、地域防災に女性の視点を生かすための取り組み事例などが紹介されました。

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午後の記念講演では、ノルウェーのブルントラント元首相からのビデオメッセージ紹介の後、31歳のノルウェー王国国会議員アネッテ・トレッテバルグステューエンさんからご自身が政治家となったきっかけや、男女平等を進めることが国を豊かにし、経済を発展させることにつながるというブルントラント元首相の信念がノルウェーでどのように実証されてきたかなどについて聞くことができました。

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(※ちなみに講演は英語で、同時通訳を聞きそこなってしまったので、聞き違いがありましたらお許しください

アネッテさんは、政治家になるつもりは全くなく、政治は退屈だと思っていたそうですが、ブルントラント元首相がご自身の町に来られた時、彼女の話を聞き、13歳で労働党に入党したのだそうです。男女平等が世界で最も進んでいる国の一つであるノルウェーでさえ、アネッテさんはしばしば国会議員ではなく、その秘書だと間違われるそうですが、それでも、わたしには社会を変えていく力がある、その地位にいることを誇らしく思うし、一度も外で働いたことのなかった祖母の時代、ほとんどの父親が育児休暇をとることがなかった母の時代を、父親が育児休暇をとることが当たり前の社会にブルントラントさんが変えたように、自分もさらに男女平等が進んだ社会に変えていくために力を尽くすのだと迷いなく語るアネッテさんは本当に輝いていました。

そして、男女平等を進めていくことは、女性にとってだけでなく、男性にとっても、社会のありとあらゆる人たちにとって、よい結果をもたらすということ、ノルウェーが現在の豊かさを維持しているのは男女平等を積極的に進めたからこそだと語り、会場からの「なぜ日本ではなかなか男女平等が進まないと思うか?」という質問には、「これほど多くの女性が、これだけの熱気を持って集まっているのに、変えられないはずがない、難しいことじゃない、ただ、やってみればいいのです」と明快に答えていました。

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講演後はアネッテさんと前千葉県知事堂本暁子さんをコメンテーターとし、東北大学大学院教授の辻村みよ子さんをコーディネーターとしてシンポジウム「きめる、うごく、東北から」が行われ、2日間の議論のまとめとなりました。

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パネリストはRQ被災地女性支援センター副代表の石本めぐみさんと

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北海道から地域づくりを創造・発信する場づくり師と名乗る日置真世さん、

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東レ経営研究所ダイバーシティ&ワークライフバランス研究部長の渥美由喜さんの3名で、

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震災・復興に女性の力を生かすためには、普段からの男女共同参画の推進が必要であること、そのために意思決定の過程に女性がもっとたくさん参加していかなければいけないこと、そのことを今回ここに集まった人たちが地域に帰ってさらに発信し、広げていこうという熱い想いが語られました。

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最後まで熱気にあふれていた日本女性会議2012仙台、たくさんの刺激と資料とパワーを頂くことができました。この日は地元でも多くの日程が予定されており、せっかくご案内を頂きながら参加できなかった行事がたくさんあったのですが、その分、今回得たものをしっかりと活かして活動していきたいと思っています。

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