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2011年12月23日 (金)

大規模地震対策特別委員会

12月13日に県議会大規模地震対策特別委員会が開催されました。今回の委員会では、見直しを進めている群馬県地域防災計画の素案が示され、その内容についても議題になることになっていたため、事前に委員会の日程について話し合ったとき、2日間にわたって行うか、もしくは素案について別に日程を設けて集中討議をしてほしいとお願いしましたが、採用されず、十分な議論ができないことを心配していましたが、残念ながらその通りになってしまいました。

委員会では、冬の節電についておよび地域防災計画の見直しについて質問をする予定で準備しており、とくに地域防災計画については、女性の視点を活かすこと、子どもたちを守ること、その他ということで素案の内容について質問をさせていただきました。

女性の視点を生かすという観点からは、地域防災会議の委員に女性が少ないことから、県で決めることのできる指定公共機関という部分の指定を見直し、現在入っていない介護関係や保育所、私学協会の代表などを指定するなど、できるだけ女性委員が増える工夫を行ってほしいこと、現在設けられていない専門委員を積極的に活用し、その委員として女性を一定割合委嘱することなどを要望しました。

また、男女共同参画推進について、より踏み込んだ表現とすること、保育ボランティアや託児の手配についての記述を追加すること、被災者等の生活再建の支援について、雇用の確保における女性への支援を盛り込むことなどについて、必要性を指摘させていただきました。

子どもたちを守ることについては、保育所、私立幼稚園、公立幼稚園、私立学校、公立学校などそれぞれで担当部署が分かれていることから、子どもたちがどこにいたとしても、そのことによって避難や保護の対応に差が出ないよう、防災計画の記述をもう一度点検してほしいとお願いしました。今回の震災と原発事故を受けて、県では子どもたちが生活する施設に関する放射線量調査について、それぞれの部署間で連携して同水準の調査と公表が行われるよう対応していただきましたが、対応する部署が違い、その記述してある場所と内容が違うということは、対応が違ってしまう可能性があるということです。今回の教訓も踏まえ、その点については十分に検討してほしいと考えています。

また、防災計画の第2部第14章第4節には、「学校の災害応急対策」という項目があり、災害があった場合の学校の対応などを定めていますが、この部分について、今回の素案では変更が全くなかったので、東日本大震災を受けて本当に見直しをしなくて大丈夫なのか、確認させていただきました。

このほか、風水害編300ページ以上、地震編200ページ以上、資料編900ページ以上という膨大な防災計画について、もう少し見やすい形でホームページ上に掲載してほしいこと、素案策定に関する会議の委員や会議開催状況、会議の内容や資料などをできるだけ公開してほしいことなども要望させていただきました。さらに、帰宅困難者対策の見直しの必要性や市町村が避難所開設をできない場合や救援要請がない(できない)場合の援助の仕方、他県での災害発生時の対応など、計画に記述がない部分についてもその必要性に関する見解をお伺いしたいと考えていましたが、途中で時間がないということで、委員長から質問を打ち切られてしまいました。

質問打ち切られてしまったことは、初めてで、事前に何分以上質問したら打ち切るというような予告もなかったこと、特別委員会のもっとも重要な審査事項ともいうべき地域防災計画の素案に関する審査であったことなどを考えると、十分な質問の時間をいただけなかったことは、本当に残念です。質問できなかった部分についても、執行部とのやり取りを通じて議論を深めていきたいと考えています。

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