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2011年9月20日 (火)

外国人が支える地域経済のこれから

太田市国際交流協会設立20周年記念事業として行われたシンポジウム「30年以上続く少子化による人口減少社会と日本の選択 外国人が支える地域経済のこれから~人口減少が進む中、外国人とどう向き合いどう行動しますか~」を聞きにいってきました。

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急速にすすんだ少子高齢化で、わたしたちの住むこの日本は、今後30年以上人口が減り続けるであろう時代を迎えています。そんな中で、外国からこの国へ来てさまざまな場面で、日本では足りなくなっている部分の人手を補っていただいているみなさんが、すでに大勢存在しています。

シンポジウムでは、京都大学准教授の安里和晃さんから、今後外国からの人手がますます必要になってくるであろうこと、それは日本だけの状況ではなく、今後アジアのさまざまな国々でも外国からの人材を得るために受け入れ条件のよさを競い合う時代が来るであろうこと、そんな中で、現状の日本の外国人の皆さんに対する受け入れ政策はまだまだ不十分であることなどが語られました。

また、人口の減り具合が著しい中で、それを補うために女性だけ、高齢者だけ、あるいは外国人だけと、ひとつだけの方法ではもはや補いきれないこと、たとえば、女性の社会進出や家庭と仕事の両立を後押しする、高齢者のサポートをするなどの面でも、外国人の人たちに頼らざるを得ない部分が出てくるということなども明快に示していただきました。

では、どうしたらいいのか?ダイバーシティ研究所代表理事 田村太郎さんからは、積極的な統合策として、日本に住む外国人の方たちに日本語や日本の生活習慣を学ぶ機会を行政として提供することの大切さについて、指摘がありました。国の政策がまだまだはっきりしていない中で、現実に多くの外国人の人たちとともに暮らしている地方自治体が、意欲的に先進的な政策に取り組むことに対する期待もいただきました。

後半、企業や介護事業所、日本で主婦として暮らしている方など、さまざまな立場で、外国人との共生にという課題に実際に向き合っている人たちからの声も聞かせていただき、とても有意義なシンポジウムでした。太田市だけでなく、群馬県も全体として外国人との共生ということに取り組まざるをえない立場です。外国人も、子どもや女性やお年寄り、ハンディのある人たちなど、さまざまな立場の人たち誰もが生きやすい群馬県であるためにより積極的に取り組んでいかなければと感じました。

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