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2011年9月 8日 (木)

暴力団関連施設の進出阻止運動

文教警察常任委員会県外調査2日め午後の調査先は、佐賀県みやき町です。このまちでは平成20年11月に指定暴力団道仁会本部関連施設が進出するとの情報があり、町をあげて阻止活動に取り組みました。

情報にあった場所は、関東地方の会社が所有する保養所だったそうですが、最終的にその場所を町が9000万円で買い取り、進出を阻止することができました。
道仁会は福岡県久留米市に本部事務所があるということですが、住民から立ち退きを求められており、そのような状況のなかで、佐賀県警がみやき町への移転情報をつかんだそうです。

進出阻止は住民の人格権を盾とする訴訟と二本立てで行われたそうですが、当時は暴力団に事務所などを貸さないといった条例がなく、裁判での決着には困難も予想されたため、情報発覚からおよそ8ヶ月の短期間に進出阻止ができたということは、買い取りだからこそだそうです。
この問題のあと、佐賀県では全国に先駆けて暴力団に事務所を貸さないようにする条例をつくり、さらに現在開会中の県議会には、包括的な暴力団排除条例を提案中とのことでした。
佐賀県では道仁会などの指定暴力団同士の対立が激しく、一般の人が病院で人違いで殺された事件なども起きており、暴力団の排除は切実な問題です。全国的に暴力団を様々な場面で排除しようという機運は高まっており、いったん事務所ができてしまうとなかなか移転させられないということがあるので、事務所をつくらせないことは大切だとのことでした。

町が買い取った保養所は現在料理教室や絵の展示、敷地内でとれる植物を使った草木染めなどさまざまなアイデアを活かしながら活用しており、まもなく施設の名称が決まるので、さらに積極的に活用していきたいとのことでした。
この場所で料理教室を開催している「筋肉料理人」こと藤吉和男さんが新幹線開通を記念して開発したという、「ぶっつ焼き」の一品を味見させていただきました。これは地元で昔から食べられている小麦粉を水でねって焼いたもので鳥肉や野菜を巻いたもので、カレー風味のタレがかかっています。クレープより厚く、トルティーヤよりふわっとしてとてもおいしかったです。佐賀の新しいB級グルメとして売り出したいとのことでした。

明日は長崎県で教育サポーター制度について調査する予定です。

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