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2011年9月 7日 (水)

吉野ヶ里歴史公園

文教警察常任委員会県外調査2日めの今日は、国の特別史跡である吉野ヶ里遺跡とその保存および活用のため設置されている国営吉野ヶ里歴史公園を訪問しました。
ここは、もともと工業団地として造成する予定でしたが、埋蔵文化財発掘調査で、弥生時代の長期にわたりムラがクニへと発達していった様子がわかる貴重な遺跡であることがわかり、保存運動の高まりもあって工業団地をつくることをやめ、遺跡として保存活用を図ることになったそうです。

県からの要望もあり、平成4年10月、国営公園として整備されることになり、またその周囲は県立公園を整備することになりました。
整備費用はおよそ550億円、そのうち国営公園整備には260億円、県立公園は200程がかかっていて、その維持管理は業務委託や指定管理で行われています。
来場者数はというと、およそ60万人が毎年訪れているそうで、国内はもちろん海外からも多くのお客さまがいらっしゃるそうです。
地元のみなさんの間では、以前から土器などがたくさん出る場所として知られていたそうですが、きちんと調査されたのが工業団地造成のためだったというのは皮肉なことです。しかし、貴重な存在として、当初の予定を変更し、保存していくことになったのは、日本の国全体にとって良かったのではないかと思います。
この歴史公園は今年やっと開設十周年を迎えたところで、まだ整備中のところもあるということですから、まだまだ日本のあちこちに知られていない貴重な遺跡があるかもしれませんね。
また遺跡の保存だけでなく、復元した建物などから弥生時代の生活の様子が身近に感じられるところもこの史跡の人気の秘密だと思います。
文化財の保存と活用は、群馬県にとっても重要な課題です。予算との兼ね合いもありますが、わたしたちの先祖が残した大切な財産をどう守っていくのか、吉野ヶ里の例も参考にしつつ、考えていきたいと思います。

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