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2010年4月23日 (金)

重粒子線治療費の利子補給制度

3月から治験が始まった、群馬大学医学部付属病院に設置された重粒子線治療施設での治療費を借り入れた場合に利用できる利子補給制度が始まります。

この重粒子線治療は、これまでもブログで取り上げてきたように他の治療方法が効かないような場合でも高い治療効果が期待できる画期的な治療方法ですが、先進医療として、公的医療保険の対象外となっており、314万円程度という高額な費用を自己負担しなければなりません。

本会議や委員会で再三利用者の経済的負担の軽減制度を設けてほしいと要望してきましたが、今年度は利子補給という制度が行われることとなりました。

これは治療費を銀行などから借り入れた場合にその利子分の負担を県が補助するもので、通常は利子負担の半分(上限3%)、経済的な状況が県で定める条件を満たす場合全額(上限6%)が支給され、実質的に無利子で費用の借り入れができることになります。

静岡県のがんセンターでも陽子線治療に関して利子補給の制度がありますが、群馬県の場合は患者本人のほか、親族が借り入れをする場合についても利子補給を利用できることとしました。

これは、県の全額利子補給を利用できる条件を満たすような特に経済的に困難な状況にある人の場合、本人が金融機関から高額の借り入れを行うということが難しく、実際に静岡県などの場合、全額負担する制度の利用者がいままで一人もいないということがあるので、利用対象者の範囲を広げたものです。

利用できない制度では、つくる意味がないと議会でも指摘させていただいただけに、対象者を広げていただいたことは、嬉しいことです。とはいえ、県民の貴重な税金を投入してつくる施設ですから、一部の人しか利用できないようなことのないよう、経済的負担の軽減制度についてはさらに検討していただきたいと思っています。

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