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2010年2月11日 (木)

王子製鉄工場見学

平鋼の国内トップシェアを誇る王子製鉄の工場見学に行ってきました。

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王子製鉄は、スクラップとなった鉄材をリサイクルし、これを原料として電気炉で新しい鋼をつくる、電気炉メーカーです。昭和45年に当時の新田町(現太田市)に製鋼工場を集約し、操業開始して以来、周辺環境や地元との関係に配慮しつつ地域とともに歩んできました。

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土木や建築資材として、また自動車や機械などさまざまなところに使用されている平鋼の生産過程を見るのは初めてで、とても興味深い経験でした。

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スクラップとなった鉄材は、種類ごとにヤードに降ろされ、そこから磁石を使って炉へ運ばれます。高熱によってとかされ、液状になった鉄、その温度は1600℃近く。表面に浮いたスラグをこぼし、品質の良い部分だけを鍋で運び、成分調整をして高品質な鋼へと仕上げていきます。

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作業者は耐火・耐熱の防護服に目を守るサングラス、プラスチックのカバーなどで重装備していますが、一部の作業をのぞいてコンピュータと機械で制御され、無人で行われています。

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成分調整をされた鋼は型に流し込まれ、さらにいくつもの工程を経て圧延され、さまざまな形状の製品へと作り上げられていきます。

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電気を非常に大量に使用するため、工場の操業は土曜、日祝日と夜間に行われているということで、出来上がった製品は平日に行われる出荷作業までヤードで保管されます。

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景気の低迷で平鋼の需要も落ち込んでおり、生産量も大幅に減っているそうですが、そんな中でも従業員の雇用を守り、技能の伝承などに取り組んでいるとのことでした。

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ところで、この王子製鉄、なんと鰻の生産・販売も行っています。製鉄所でうなぎなんて、なぜ???と思いましたが、製鉄の廃熱を利用して鰻の養殖に取り組んだのがきっかけだったそうです。土用の丑の日近辺ではなんと10トンほども出荷するとか。

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通信販売もされているので、みなさんもぜひ、王子製鉄のうなぎ、ためしてみませんか?わたしも食べさせていただきましたが、とってもおいしかったです

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