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2009年11月11日 (水)

東京電力自然学校&信濃川電力所の調査に行ってきました

連合群馬議員懇談会西毛ブロック主催で行われた東京電力自然学校 あてま森と水辺の教室ポポラと信濃川電力所の水力発電の調査に参加しました。

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東京電力自然学校は、東京電力のCSR(企業の社会的責任)活動の一環としてここ当間(あてま)と尾瀬・戸倉、発電所の三か所で展開されており、持続可能な社会の実現に貢献するために豊かな自然と自然をはぐくむ心を次世代に引き継ぐ活動を行うとしています。

ポポラでは、東京電力のグループ会社である「当間高原リゾート」内の広大な敷地や隣接する国有林などの自然を生かして自然体験活動や調査研究、人材育成などを行っています。

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晩秋のブナ林は足元に落ち葉が敷き詰められ、ふわっとした感触でした。冬、多いときは4メートルもの積雪があるというあてまでは、雪の重みに耐えながら成長するブナの幹が大きく曲がっています。その曲がった下の部分からは細い根が生えており、雪に接しているときにそこを地面と勘違いしてブナが幹から根を生やすのだと教えていただきました。

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ブナの幹にはいくつもの黒い筋が付いており、これはブナの葉が降った雨を集めて幹を伝って根元に落ちるようにしているためで、こうしてたくさんの水を吸い込めるようになっているのだそうです。

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またブナの苗木の育成や、若いブナの木を植える間隔を変えると成長にどう影響するのかなどの研究なども行っており、ここで得られたさまざまなノウハウを各地の自然保護の取り組みなどに応用し、広げていくことも目的の一つだとのことでした。

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信濃川電力所では8つの発電所を管理しており、全体で年間約20億kwhを超える発電を行っているそうです。水力発電の特徴として、初期投資が大きいものの長期間使えば使うほど発電コストが下がっていくため、現在この電力所での発電は、東京電力のさまざまな発電方法の中でも最も発電にかかるコストが安い部類に入るのだそうです。

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しかし、取水して導水路へ水を流し、その水で発電をした後に川へ放流することで、取水した後放流するまで川の水量が減ってしまうため、本来の河川の環境を変化させてしまうという問題点もあります。

取水量をどのくらいにして、維持水量をどのくらいにすべきなのか、サケの遡上や川の環境保全などにどう取り組んでいくのかなど、地域の方たちと話し合いを続けているとのことでした。

群馬でも、以前訪問させていただいたサンデンフォレストの取り組みや八ッ場ダム建設予定地周辺で行われている水力発電とダムが建設された場合の減電保障の問題など関連する課題があります。そんなことを念頭に置きつつ、勉強させていただきました。

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