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2009年11月19日 (木)

広島大学病院高度救命救急センター

二日目午後の調査先は広島大学病院高度救命救急センターとICUです。
広島県は人口およそ290万人ですが高度救命救急センターが1つ、救命救急センターが4つも設置されています。しかし、広島市を中心とした県西部と県東部を比較すると西部の方が病院数や医師数などの面でかなり恵まれており、西部や山間地、島嶼部などで偏在の問題があるとのことでした。

特に、島嶼部を抱えていることから、ドクターヘリ導入の効果が高いのではないかと思われますが、現在はまだ防災ヘリのドクターヘリ的運用で対応しているとのことでした。
ここ広島大学病院でも、軽症患者が救急外来などを利用する率はかなり高いそうですが、現状では受診制限や時間外診療に対する特別料金加算を必要するほどではないそうです。
その理由の1つと思われるのは医師の勤務体系です。広島大学病院には14名の救急センター専従医師と77名の看護師がいて、医師は2交代制、看護師は3交代制となっています。当直制だと昼間の勤務のほかに夜の当直勤務が入るため、医師は時間外診療が多いと徹夜で30時間以上働き続けなければなりませんが、2交代制の場合、12時間の勤務が終われば次の勤務まで休みがとれるわけです。ただしこの方法を採る場合、当然当直制の場合より多くの医師が必要であり、医師不足の問題が解決しないと過酷な勤務に耐えかねて医師がますます減ってしまう悪循環となってしまいます。
群馬県でもなんとか医師の当直制が取れればいろんな問題が緩和されるのではないかと思いますが、なかなか難しい課題です。

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