« 太田養護学校わくわくまつり&福祉パレード&群馬ナイスハートフェア | トップページ | エセナおおた、WithYouさいたま 訪問 »

2008年9月13日 (土)

協同労働の協同組合

「協同労働の協同組合」法制化を求める全国市民集会が東京で行われ、各地の現状についてのリレートークに報告者として参加させていただきました。

_mg_5526

協同労働の協同組合とは、福祉や介護、子育て支援など公共的な仕事を担う組織における働き方の新しい形です。

現状では経営者または労働者のどちらかとして働く以外働き方の選択肢はありません。しかし、実際にはNPOなどによる公共的な仕事は、働いている人たち自身が主体的に運営も担っている場合が多く、仲間による協同事業であって、雇い雇われるといったかたちにあまりなじみません。

これに対して、協同労働による協同組合は、働く人たち自身が出資をして経営者として事業の運営自体も担うという働き方です。アメリカやヨーロッパでは広く認められているこのような働き方は日本では法律がなく、認められていません。そのため、現状では任意団体やNPO法人などさまざまな形態をとりつつ事業を行っています。

しかし、例えば任意団体では仕事が受けられなかったり、NPOでは出資ができないなどさまざまな不都合な部分があるので、法制化によってこういう新しい働き方を認めてほしいという訳です。

すでに160人以上の衆参国会議員による議員連盟も結成されており、これまでに3つの県議会を含む44自治体で法制化を求める意見書が採択されています。この日の報告では、この9月議会でさらに多くの自治体で意見書が採択される見通しとのことでした。

わたしも以前からNPOの運営に携わる中で、経営者と労働者という仕組みの中で最初は仲間だったものがだんだん分離してしまうことに問題意識を持っていました。また仕事をしている人たち自身が自ら経営にも責任をもち、働くというこの働き方が定着すれば、同じように主体的に政治に関わる市民が増え、真の民主主義の実現につながるのではないかとの期待もあります。そんなわけで、群馬でのネットワーク設立や意見書採択に向けできるだけ協力をさせていただいています。

_mg_5533

ところで、この法制化を求める市民会議の会長は、連合(日本労働組合総連合会)の前の会長でもある笹森清さんです。わたしは初めてお会いさせていただきましたが、明快で力強いお話はさすがという感じでした。法制化の動きが活発になってきた理由のひとつは笹森さんのお力のようです。
また反貧困ネットワークの活動にも取り組まれているそうで、集会の後、襟に付けていらっしゃった反貧困のピンバッジを、じきじきにプレゼントしてくださいました。

_mg_5541

福田総理の突然の辞意表明とそれに続く総裁選、また衆議院総選挙が近く行われるであろう状況の中で、当初目標としていた秋の臨時国会での法制化は少し先になりそうだということですが、ぜひともしっかりした法整備をしてもらえることを願って活動していきたいと考えています。

|

« 太田養護学校わくわくまつり&福祉パレード&群馬ナイスハートフェア | トップページ | エセナおおた、WithYouさいたま 訪問 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 協同労働の協同組合:

« 太田養護学校わくわくまつり&福祉パレード&群馬ナイスハートフェア | トップページ | エセナおおた、WithYouさいたま 訪問 »