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2007年11月 7日 (水)

紅葉の吾妻渓谷と八ッ場ダム予定地

今朝は早く起きて同僚議員のみなさんと吾妻渓谷と八ッ場ダムの周辺を見てきました。
久しぶりに訪れた現地は工事がだいぶ進んでいて、様変わりしていましたが、青空に映える紅葉と渓谷の美しさは変わらず、その対比が人間の業のようなものを映し出しているようにも感じられました。

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水没予定地区の川原湯では、移転してしまった人が住んでいたところが空き地になっていて、その空き地がずいぶん増えていました。この地域を含め、当初代替地に移転する予定だった世帯数は340世帯にのぼりますが、今ではその数はおよそ130世帯ほどに減り、それ以外の人たちはみなよそへ転出していってしまいました。

分譲が始まっているという代替地も行きましたが、造成された真新しい土地は片側が急な斜面となっており、その傍の区画に家を建てるとすれば、嵐が来る度に不安に駆られるのではないかと心配になってしまいました。

吾妻川の上流は強酸性で、そのままでは鉄もコンクリートも溶かしてしまうため、草津の温泉街のすぐ近くの中和工場で毎日60トンの石灰を投入して中和しています。

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その中和生成物は少し下ったところにある品木ダムに沈澱するようになっていますが、長年の堆積ですでに八割方いっぱいになってしまっていて、浚渫船ですくい取っては上流部に運んで捨てています。今日はその浚渫船がダム湖の上で作業している姿も見ることができました。この中和生成物には大量のヒ素が含まれていると言われており、そのことも大きな問題の一つです。

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「この山を、この川を、この渓谷を、あなたは直すことができますか?できないのなら、自分が直せないものを壊すのはやめてください。」12歳の女の子がリオデジャネイロの地球サミットで語った、“伝説のスピーチ”を思い起こしながら、帰途につきました。

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