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2007年10月 4日 (木)

健康福祉常任委員会での質疑

3日、健康福祉常任委員会が開催されました。日程は3日間とってありますが、初日の10時から始まって17時前に終了しました。

病院会計の赤字問題について、特別養護老人ホームの緊急配備に伴う人手の確保についてや、整備完了の見通しについて、がんセンターの婦人科休止の原因と再開の見通しについて、障害者自立支援法施行後にできた施設への既存施設への激変緩和措置にあたる制度がないことの問題、赤ちゃんポストの設置意義や必要性について、ドクターヘリについて、障害者工賃倍増計画の詳細についてなど、幅広い質疑が交わされました。

わたしは、医療、虐待、学童保育、介護放棄などの問題について質問しました。そのやりとりについて、概略をご紹介します。

(1):医療問題について

Q:東毛地域の医療従事者数についての県としての認識は?

A:県では、東毛(太田・館林保健医療圏)では、医師の数は非常に低くなっていると承知している。

Q:県内のNICU(小児集中治療室)の設置状況は?

A:小児医療センターで12床、群大9床、桐生厚生9床、この他診療報酬加算のないNICUが群馬中央総合病院に3床、藤岡総合病院2床、総合太田病院5床、全部で40床ある。

Q:県内でこれらのNICUのどこかに空きがある状況というのはどの程度あるのか?

A:平成18年度空きがあった日が310日、空きがなく、1000グラム以下の低体重出生児の受け入れができない日が55日あった。

Q:この状況について、NICUは足りているのか、足りないのか、県としての認識は?

A:受け入れができない日に十数件県外の医療機関に搬送するなどしたことがあったが、患者に大きな被害等が発生しなかったため、現時点では問題なく運用されているレベルであると考えられる。

Q:県としてはこれでNICUは十分で、今後現状を改善する対策をしてくつもりはないのか?

A:近々、小児医療センター、群大病院、桐生厚生病院の三か所の医療機関から現場の意見を聞き、今後の対応を考えたい。

Q:他からは聞かないのか?

A:まず3病院から聞いてその後他の病院からも聞く。

Q:救急補助金について、国・県の補助金がなくなり、市で出しているとのことだが実態は?

A:平成17年度以降市町村レベルでの補助が行われ事業が継続している。おおむね全市町村でやっている。

Q:県としての救急医療の補助制度は考えていないのか?

A:小児救急については補助事業や空床確保など独自事業も実施している。新たな事業の必要性があれば検討していく。

Q:他県との協力関係構築についてどう取り組んでいくか?

A:基本は県内で完結できるようにする方向だが、実態を精査し、県を超えた協調の可能性について検討している。

(2)児童虐待について

Q:群馬県の状況は?

A:年々増えている。昨年は死亡事案もあった。転入世帯だったため、今後そういうリスクの高い家庭については手厚く対応していきたい。

Q:児童相談所一時保護施設の利用状況は?

A:定員21名で、現在18名利用中である。定員オーバーする日もある。一時保護所拡大を検討している。

Q:中学卒業以降の子どもたちのうち、学校に通っていない子の居場所は十分確保できているか?

A:現状把握が難しい。今満杯状況ではないがもう一つくらい風の家のような施設があるといい。

Q:群馬学園の耐震性および建て替えの予定についてはどうか?

A:比較的高い状態ではあるが老朽化しているので建て替えの方向で検討を始めている。

(3)学童保育について(これについては長くなるので別項目で書きたいと思います。)

(4)介護放棄の問題について

Q:9/23に報道された介護放棄の事件および遺体遺棄の事件について背景は?

A:公的な制度(生活保護や介護保険など)の適用がなされず、申請主義の限界が示されたかと思う。今後必要とされるのは地域における見守りだと考える。

Q:県としてこういった事件を防ぐためになにができるのか?

A:民生委員さん達に再確認をしていく。さまざまな機関を連携して見守りの強化を行っていく。

その他、ぐんま少年の船の事業概要、今後の見通しや、自殺防止対策について、補正予算の事業内容およびその事業の効果、目的などを質問しました。

子どもたちに縦の社会を経験させる意味でとても良い事業であり、今後も実施したいこと、自殺防止キャンペーンにより、現在年間500人ほどの自殺者数を10か月で400人ほどまで減らしたい、とのことでした。

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