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2007年9月12日 (水)

南牧村・甘楽町の視察

台風9号の影響で孤立状態となっていた南牧村と地すべりが起きている甘楽町の状況を確認に同じ会派の茂木英子さんと明和町議の高橋じゅんこさんと行ってきました。

朝から雨が降っていて、果たして現地へたどり着けるだろうか、もし車で行けなければ歩いてでも行こうと思いながら富岡市にある県の合同庁舎を訪れ、土木事務所長さんから説明を伺いました。

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それによると現地の状況はだいぶ改善されているそうで、孤立していると伝えられていた大塩沢地区でも、当面の復旧工事はかなり奥まで進んでおり、一両日中にはなんとか車が通れる状態になる見通しだということでした。

現地は道が半分以上崩落していたり、川からの高さがかなりあるなど工事が難しいところが多く、本来ならこれほど迅速な復旧は難しいそうですが、自衛隊のヘリで重機を吊り上げて運んでもらったり、道路を通れない重機を川に下ろして川から作業したりと工夫を重ねた結果、急ピッチで復旧が行われました。

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実際現地へ行ってみると、被害は想像以上でした。事前にいただいた資料には道路の崩落場所などの写真もついていましたが、写真にある場所だけでなく、川沿いはほとんどすべて土砂崩れが起きているような状況が続いています。あちこちに流木や土砂が堆積して、道路のアスファルトが紙のようにはがれ、川に落ち込んでいるところもありました。

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現地の方に聞いたところ、一人暮らしで家の下の道が川のようになってしまい、まったく家から出られずとても不安だったけれど、電気が1日、水道は昨日復旧し、今日も工事がだいぶ進んで道が通れるようになって本当にほっとしているそうです。

途中から車を降りておよそ1~2キロ歩きました。チョコレート色をした泥流は依然として激しい流れでしたが、上流に行くにしたがって透明になっていきます。途中自衛隊の車両や消防の車両、工事車両などが次々に通り、多くの人たちが協力して復旧作業に当たっているところを見ることができました。また、川上に住んでいる人が徒歩で水や燃料を買いに行って戻るところにも行き会いました。

災害現場の復旧は最優先で進められるべきですが、実は災害復旧はほとんど国の予算で行われるため、国から調査官が来て現地確認をし、復旧工事の内容を認めてもらわないと進められないのだそうです。なので、応急処置をして調査官が来るのを待っているということでした。一刻も早い復旧を待つ地元の方たちの気持ちを思うと、それでいいのだろうか?と思います。今は写真もビデオもありますし、状況を記録して作業は進めるようにできないのでしょうか?

さて、こちらは台風の雨で起きた地滑りの現場です。滑ってきた地面に押されて道路が盛り上がり、1メートル以上も隆起してしまっています。こちらは、規模が大きくて迅速な修復が難しいこと、迂回路があること、周りの人家等に影響がないことなどからしばらく通行止めにして対策を検討するそうです。

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通りかかった小学生の子どもたちによると、朝三時ごろ、アスファルトの壊れるものすごい音がしたので、とてもびっくりしたそうです。

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土木事務所長はここ数日ほとんど寝ていないそうで、所員の皆さんも、復旧作業に当たっている皆さんも、本当に大変な作業をしていただいておつかれさまです。雨が降らず、これ以上被害が広がらないことを願っています。

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