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2007年9月 7日 (金)

兵庫県こころのケアセンター

二日目午後の視察は神戸市中央区の兵庫県こころのケアセンターです。こちらは阪神淡路大震災をきっかけとして、大規模災害や事故、犯罪や虐待など後天的な原因でおこるトラウマやPTSDなどに対応する施設です。専門的な研究や、こころのケアに取り組む人たちへの研修や人材育成、相談、診療、また中越地震など災害の際、支援チームを派遣するなど幅広い活動を行っています。

運営は兵庫県から指定管理者として委託を受けて財団法人ひょうご震災記念21世紀研究機構が行っています。運営経費は年間二億円あまり。兵庫県単独での事業です。ただし建設費については国からの補助率100%だということでした。

群馬県にはこころの健康センターという施設がありますが、そういったいわばこころのケガともいうべき事例よりは、こころの病気やしょうがいへの対応が中心のようです。全国的にもトラウマやPTSDなどに対する専門施設はあまりないということで、県外からも多くの研修受講者が来ています。ただし残念ながら群馬県からはまだ研修を受けた人がいないとのことでした。

消防職員のための惨事ストレスの理解と予防、教員のためのセルフケア~バーンアウトと二次受傷~、トラウマケアのための相談援助の実際など、具体的な状況を想定した興味深い講座がたくさん用意されていて、わたしが受講したいくらいでした。

トラウマなどのケアには時間をかけて話を聞く必要があり、一般の医療機関などでは対応しにくいといいます。群馬県は比較的災害の少ない地域と言われていますが、天災は忘れた頃にやってくるといいます。また事故もいつ起こるかわかりません。専門的な研修を受けた人材の育成にさらに力を入れる必要もあるかもしれないと思いました。

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