« 総合太田病院移転に関する説明会 | トップページ | 茂木英子さんの一般質問 »

2007年9月25日 (火)

「ぐんま学園」「ぐんま風の家」の視察

青少年自立支援施設「ぐんま学園」と自立援助ホーム「風の家」を見学に行ってきました。同じ「健康福祉常任委員会」のメンバーである、水野さんと井田さんと一緒です。ぐんま学園は小中学生を中心に、中学卒業後の子どもたちも含め、二十数名が生活し、勉強する場です。園内には4つの寮と「みやま分校」という小中学校の分校があります。

さまざまな事情により、法を犯してしまったり、非行があったり、また虐待などの理由で家庭で暮らせない子どもたちがここに住んでいます。ちょうど授業中で、教室で学んでいる生徒たち、体育館で体育をしている子どもたちの姿を見ることができましたが、どの子も表情が明るく、生き生きしているのが印象的でした。

スタッフの方のお話では、ここにいる子たちは家庭や以前の学校生活の中ではなかなか十分手をかけてもらうことが少なかったケースが多く、ここに来て数週間の間に、しっかり話を聞いてもらったり、丁寧に勉強やスポーツを教えてもらったりすることで、表情が見違えるように変わってくるのだということでした。

スタッフの方たちも困難な仕事を使命感を持って行っている熱意が感じられました。一方で教室のある建物はすでに築45年ほどもたっているそうで、本当は建て替えてほしいけれど、予算がなく、なかなかできないということでした。

風の家は中学校を卒業し、就職を希望する子どもたちの家として、NPO法人が運営しています。家庭で暮らすことのできない子どもたちは、養護施設などから学校に通いますが、中学を卒業して、高校や専門学校に通わない子たちの居場所というのがほとんどなく、県内ではここ風の家がほとんど唯一の居場所なのだそうです。

中学を卒業して、独り立ちしようとしても、身元保証人がなければ家を借りることもできないし、就職先も見つかりません。また、養護施設を出るときに就職したり家を借りたりしていたとしても、途中で仕事をやめてしまったりすると、その後もう一度就職先を探したりすむ場所を探すことはとても難しいことです。そんなとき、いつでも帰ってこれる家としての役割を果たしたいと副理事長さんがおっしゃっていました。

子どもたちはすべて、周りからの愛情をたっぷりと受けて大きくなる権利があると思います。熱意のあるスタッフの皆さんに支えられた現場を前に、あらためて、政治のできることはどんなことなのだろう、と考えさせられました。

|

« 総合太田病院移転に関する説明会 | トップページ | 茂木英子さんの一般質問 »

コメント

いい取り組みですね。「風の家」ネイミングも素敵です。スタッフの熱意がなければ出来ない仕事でしょう。同感です。私の周りでも高校中退の子ども達がいます。現実の問題として自立して生活していくのは大変だと思います。このような施設があればかなりの手助けになることは間違いありません。
「ぐんま学園」の取り組みも素晴らしいと思います。

頑張って欲しいです。

投稿: さ | 2007年9月26日 (水) 20時11分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 「ぐんま学園」「ぐんま風の家」の視察:

« 総合太田病院移転に関する説明会 | トップページ | 茂木英子さんの一般質問 »