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2007年6月22日 (金)

6月定例会閉会

昨日6月21日本会議が開かれ、6月議会が閉会となりました。新人議員であるわたしだけでなく誰にとっても初めてのことが次々に起こる波乱の議会でした。

冒頭、本会議での発言の取り消しの申し出があり、許可されました。そのほか、副知事の発言について、議長から取り消し命令を出してほしいという議会運営委員会からの報告と、採決。常任委員会と特別委員会の各委員長からの報告。それに対する反対討論。上程議案および請願についての採決。政務調査費に関する議会運営委員長の報告とそれに対する反対討論、賛成討論、採決。今議会での発議案の朗読があり、全会一致が見込まれるものについて説明を省略しての採決。「行政の中立に関する調査特別委員会」設置を求める発議について、提案説明および反対討論の後採決などがありました。

発言の取り消しは2つあり、ひとつはわたしが政務調査費の改正案について一般質問を行った相手方である中島篤議員からのもので、質問に関係ない部分の発言を取り消してほしいというものでした。もう1つは狩野浩志議員の発言の中で公費で選挙活動をしているという部分です。

副知事の発言については、「想定質問作成依頼のメールを指示して出させたのか」という質問に対し、副知事が「以前は自民党からの要望があってやっており、質問者もかつてそれを利用したことがある。こういうことは頼まれてやることであって指示してさせるものではない」という旨の答弁をしたことについて、県民の誤解を生む発言で、質問の内容からも外れているとして取り消しを求めたところ、副知事としては取り消すつもりがないということだったので、議運で諮り、賛成多数で議会から取り消しの命令を出してもらおうということになったそうです。

わたしとしては、今回の議会全体を通じて質問内容と外れた答弁はいっぱいあったし、そもそも質問通告にない質問や答弁もあったこと、その中で副知事の発言は質問内容とまったく関係ないというほどでもないし、また事前の質問通告や通告内容から外れた質問ができないことなどは議会の議論の自由度を下げるのではないかとおもっていること、などから取り消し命令を求めることに賛成しませんでした。議会としては賛成多数で可決されました。

また、政務調査費への領収書添付を金額一万円以上のものについて義務付ける改正案については、現在領収書が添付されていないことに対する市民の批判が高まっていることからの改正案であり、他の議会で制限つきの公開が多いから一万円でも先進的、というのは、議会の論理であり、有権者がどう見るかという視点が欠けているのではないかということ、全額添付では政務調査活動の自由を確保できないという意見については、すでに他県で全額添付でやっているところが5県もあるわけなので、きちんと政務調査活動の自由が確保できているということが証明されていること、一万円であれ五千円であれ、いくらであれ領収書を添付しなくてもいい部分が残されていれば透明度を確保したとは言えないということなどから、会派の代表茂木英子議員に反対討論をしていただき、会派として反対しました。こちらも、残念ながらわたしたちの主張は受け入れられず、一万円以上の案が可決されました。しかし、今後とも政務調査費の使途の透明化を求めて行動していきます。

最後に、98条に基づく特別委員会の発議についてですが、特別委員会を発議するということはそう軽々しく行うものではないと考えます。疑惑の解明は必要なことですが、その疑惑は単なるうわさ話といったレベルではなく、それなりの根拠がなければなりません。その根拠については発議を行おうとする側に提示する責任があり、どのような根拠に基づき発議を行うのかわたしたちの会派に事前に正式な説明もなかったので、特別委員会の設置に賛成するべきであるとまでの認識には至りませんでした。しかし、設置に反対する根拠もまたないので、反対討論は行わず、発議に賛成はせず、設置された委員会には代表として茂木英子議員が出席することとしました。発議案は賛成多数で可決され、98条委員会は設置されることとなりました。法に基づく厳正な検査が行われるよう、会派としてきちんと参加していきたいと思います。

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