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2006年11月 4日 (土)

地域に根ざした男女共同参画社会の創造

第15回全国ボランティアフェスティバルぐんま第45分科会「地域に根ざした男女共同参画社会の創造」にパネリストとして参加しました。

午前9時半からおよそ2時間にわたり、まず三人のパネリストから10分ずつの発言があり、その後一団体の事例発表、質疑、3人のパネリストによる今後の課題についてまとめの発言という順序で進行しました。

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最初のパネリストは館林市の男女共同参画推進の担当者であった新井雅温さん。館林市の男女共同参画の現状と条例などについて紹介しました。

つづいて、女性の社会保険労務士の草分け的存在である、岩下春子さん。先日発刊した自分史をつづった本から、男女の賃金格差をなくすためにとりくんだことなどのお話がありました。

わたしは、3人目のパネリストとして、まずわたしの考える「男女共同参画」について、社会参加への不利な条件を埋め合わせるための方法のひとつであり、性別に起因する不利を埋め合わせるための仕組みをつくること、と説明させていただきました。

そのうえで、おおたファミリーサポートセンターは、育児や介護・家事といった性別に起因する社会参加への不利の最大の要因のひとつであると思われる部分について、社会的なサポートを提供することを目的のひとつとして設立されたことを紹介。

また、平成18年版国民生活白書から、結婚前・結婚後・出産後で女性が正規雇用で働く率が激減するとのデータ、また共働き家庭での育児負担が女性に偏っている割合が7割以上に上るとのデータを引用しました。

さらに、NPO法人における男女共同参画にかかわる課題のひとつとして、理事長や運営スタッフに男性が多く、現場スタッフに女性が多い現状を紹介。ひとつの原因として、スタッフがパートナーの扶養となっている場合に、それを超えない範囲で仕事をしたいという希望があること、またそれを超えてかつ収入が超えない場合より増えるほどのお給料がなかなか払えない現状などについてもお話させていただきました。

事例発表は桐花園という身体障害者療護施設での同性介護の取り組みについて、介助を受ける人、介助するスタッフ、保護者の三者からアンケートをとりながら改善した事例の紹介でした。

特に事例発表については質疑などもあり、予定した時間では入りきらないほどでした。

この分科会は、館林の社会福祉協議会と女性団体連絡協議会の運営で行われ、参加者も館林の女性団体の方々が多かったようです。館林では9月に行われた市議選で、待望の女性市議が誕生したこともあり、男女共同参画社会のさらなる実現に向けて、主催者も参加者も意欲的であることが感じられた分科会でした。

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