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2006年10月19日 (木)

周産期医療の充実を

奈良県の病院で、分娩中に意識不明になった妊婦さんの受け入れを18以上の病院が拒否し、結局分娩から1週間後に亡くなるという事件が起きました。

分娩中のトラブルの場合は、母体と胎児の双方を救うため両方とも受け入れができる必要があり、奈良県立医大付属病院では母体治療のベッドが満床だったため、また県立奈良病院では新生児集中治療病床(NICU)が満床だとして、受け入れに応じてもらえなかったそうです。

奈良県では、周産期母子医療センターが未整備で、県外搬送が常態化しているそうですが、これは対岸の火事ではありません。

群馬県でも、県立小児医療センターの中に周産期母子医療センターが設置されていますが、先日の周産期医療を考えるシンポジウムでも、太田病院のNICUの病床数が少なくなってから、長野や宇都宮、場合によっては東京都内など県外に受け入れを打診しなければならない状況がますます頻繁に起きていて、しかも県外の病院でもなかなか空きが見つからないため、あちこちに問い合わせをしているという報告がされていました。

この奈良の事件は、群馬でいつ起こってもおかしくない差し迫った問題なのです。命にかかわる問題は、一刻の猶予もありません。悲しい事件を繰り返さないために、せっかく高い技術と実績をもった太田病院の小児科・産婦人科・NICU病床を維持するべきです。

それと同時に県や国全体の医療体制整備のありかたについても、もう一度考え直す必要があるでしょう。まだ32歳という若さで、生まれたばかりの子どもをおいて逝かなければならなかったお母さんのことを思うと、いたたまれない気持ちでいっぱいです。

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コメント

救急医療の現実を扱った動画があります。

NEWS ZERO「救急崩壊」1日目
患者を断らざるを得ない「受け入れ不能」の実態。
http://www.youtube.com/watch?v=Bua7R0bQioo

NEWS ZERO「救急崩壊」2日目
経営不振で「2次救急」が次々と撤退、「2次救急」レベルの患者が「3次救急」へ…。
http://www.youtube.com/watch?v=sQ7ufv7bfzM

NEWS ZERO「救急崩壊」3日目(1/2)
夜間救急に多数の患者が押し寄せパンク状態、その多くが、救急医療が不要な「軽症患者」。
http://www.youtube.com/watch?v=akEbC5khXKE

NEWS ZERO「救急崩壊」3日目(2/2)
「私たちの病院を守ろう」と立ち上がった市民。
http://www.youtube.com/watch?v=8VQlgK3UgQQ

上の動画を元に立てた記事です。
よろしかったら読んでみて下さい。
http://punigo.jugem.jp/?eid=453
http://punigo.jugem.jp/?eid=488

投稿: 都筑てんが | 2009年1月 7日 (水) 19時37分

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