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2006年6月 1日 (木)

福祉有償運送の県内状況

群馬県内で移送サービスを行っているNPO法人有志の会合に参加しました。

現在、群馬県内には県央、高崎、西毛、北毛、東毛、中之条の6ブロックで福祉有償運送の運営協議会が設置され、道路運送法4条、80条等の許可条件などについて協議が行われています。

すでに、許可を得た団体もあり、各地の運営協議会の進捗状況や、各団体の現状について情報交換を行いました。

道路運送法4条の許可というのは、運転手が二種免許を取得して行う有償運送で、いわゆる介護タクシーなどがこれに該当します。

80条許可というのは、二種免許を取得していなくても、特定任意講習という運転手に対する講習の実施や自主講習の実施などにより、地域の運営協議会で認められた「移動困難者」に対する有償移送サービスを可能とするもので、主として介護保険の認定を受けている人や、身体障害者手帳を持っているなどの条件に当てはまる人を、許可を受けて登録してある運転手および車両で運送することができます。

このほかに、無償での移送サービスは、許可を取らなくても行うことができます。

問題は、この「無償」というのがどの程度までをさすのか、ということで、最近の国土交通省の見解では、助け合いの移送サービスにおける任意の謝礼程度は無償の範囲内と考える、ということですが、その「任意の謝礼」の範囲についてはまだまだあいまいです。

また、80条の許可を受けた車の車両保険について、当初営業用の保険でなければ事故の際補償されないという考え方が各保険会社で支配的だったそうですが、最近になって雰囲気が相当変わってきていて、大手の保険会社のほぼすべてで自家用保険で補償されることになったということでした。

しかし、講習を受けたり、許可申請の手続きをしたりという中で、これまでボランティアスタッフとして移送サービスを支えてきた方たちの中で、かなりの数が「そこまでしてやらなくても……」としりごみして、やめてしまう事例が出てきているようです。また、介護認定等に該当しないけれども移送サービスを利用しなければ実際困ってしまう人たちも多くいるとのことで、これらの人たちに善意のサービスを続けていくためにも、今後とも特区申請などを含め、働きかけを続けていかなければならないということで、意見が一致しました。

実際に移送サービスを行っている当事者の会合だけに、具体的で有益な情報交換でした。

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