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2005年11月20日 (日)

第2回 ローカル マニフェスト 検証大会

昨日東京有明のビッグサイトで開催された、第二回ローカルマニフェスト検証大会に参加してきました。一般・議員・首長らあわせて700人ほどの参加者があったそうで、発表者も北川正恭早大大学院教授をはじめ、今日で任期終了となる浅野史郎宮城県知事、岩手の増田寛也知事、逢坂誠二前ニセコ町長らとても書ききれないぐらいお歴々が参集していました。

定刻より10分遅れて13時10分に開始したのですが、終了したのは18時。およそ5時間にわたる長いプログラムで、それでも、発表者一人当たりの割り当て時間は10分から15分と、盛りだくさんの内容でした。

大会の趣旨は選挙のときにマニフェストを掲げて闘い、当選後はそのマニフェストを実践し、さらに定期的に評価をしていくこと、次の選挙の時にはその達成度が投票の参考にされることによって、真の民主主義、有権者の主権が確立された政治が実現できること、そのためにますますマニフェストを定着させ、簡単に有権者の手に入る状況をつくれるよう公選法の改正を含め、働きかけていかなければならないということでした。

これは、首長選だけでなく、今後は議員の選挙においても大切な要素となるもので、地方議員による条例制定やマニフェストの作成などについても報告がありました。

けれど、一方では有権者自体が果たしてどれだけマニフェストを参考に投票をしているのか、一生懸命マニフェストを提示して戦っても、それが有権者にどの程度伝わり、理解されているのかということについての疑問も提示されました。

宮城の浅野知事は、ちょうど後任の知事を決める選挙が知事の応援した候補者の落選という結果に終わって間もないこともあり、現状ではマニフェストが「難しすぎる、簡単すぎる、長すぎる」という欠点があると指摘、有権者が読む気になるようなマニフェストが提示できていない場合が多いこと、一方で9月11日の総選挙のようにあまりにも簡単な(あるいは、限定的な政策項目による)選挙が行われた場合、提示されなかった問題に対する有権者の判断をどう理解すべきなのか、また、長すぎるマニフェストの中のある項目に対して、有権者が本当に理解して支持したことになるのか、などの問題提起がなされました。

これらの問題は、結局のところ、マニフェストというものは良い政策を作ればその内容で選挙に勝てるというものではないということを示しているのではないかと思います。

どれほど良い製品を作っても、そのことが理解されてはじめて支持されるのであって、もちろん、製品の内容を説明せずにただ買ってくれというのは論外ですから、まずは良い製品(政策)をつくり、内容をきちんと説明した説明書(マニフェスト)を作り、その上でその内容を消費者(有権者)に伝えていかなければならないわけです。

そして、その内容を消費者がしっかりと理解したうえで、こちらがよい、と判断するのであって、今の政治というものが、その遥か以前の段階にある場合も多いので、実際問題としてマニフェストで政治を変えていくためには、まだまだ多方面の、そしてたくさんの人たちの努力が必要であると思います。

でも、方向性自体については、良心的な販売者(政治家)であれば当然目指すべき方向ですから、常に研究を重ねて、より有権者にとってプラスになる政治を作り出すために、困難があっても乗り越えて進んでいかなければならないのだと感じました。

今回の大会自体も、会場は1000名は入れるそうで、パネリストも魅力的な人たちばかりで、入場料も1000円と手の届く範囲ですから、もう少し参加者が増えるよう広報に考慮の余地があるような気がします。とはいえ、自分自身を振り返っても、一生懸命伝えているつもりでも、「知らなかった」といわれることも多く、伝えるということの難しさは実感しています。

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