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2005年7月26日 (火)

学校区の再編

「学区の変更で子どもの通う学校が変わってしまうかもしれないといううわさを聞いたんです。制服や体操着のことも心配だし、兄弟で違う学校に行くのも心配だし。決まってしまう前に働きかけた方がいいといわれたんだけど、なにをどう働きかけたらいいのかわからないし・・・。」

先週、そんな相談を受けました。鳥之郷小学校と城西小学校の境目の地区で、現在は城西小学校に通っているそうです。

現在、この地域では「パルタウン城西の杜」という市で売り出している新しい分譲地があり、将来的に子どもの数が増えることが予測されています。一方、鳥之郷小学校では移転・新築が検討されていて、これにからんで、現在城西小に通っている子どもたちの一部が鳥之郷小学校に学区変更になる可能性があるそうです。

さらに、そのおとなりの太田小学校では、子どもの数がどんどん減っていて、1クラスしかないので、現在鳥之郷小学校に通っている子どもの一部を太田小に変更するという案もあるそうです。

すぐ教育委員会に電話して聞いてみたのですが、確かにそういうことが今後検討されることになってはいるけれど、現段階ではまったく何も決まっていないのだそうです。話が本格的になってくれば、地区の代表や保護者の代表の意見も聞くことになると思いますが・・・という話でした。

わたしも、小学校1年生のときに通っていた韮川小学校の人数が増えすぎ、韮川西小学校というのが新設されて友達の一部が分かれたという経験があります。また、中学校でも人数が増えすぎ、わたしが卒業した翌年から、中学校も分離したため、わたしが卒業したのは太田北中ですが、妹は城東中です。いわゆる、団塊ジュニアの始まりの年代に当たるので、中学校は一学年が11クラスもあるという、いまでは想像もできないような状況でした。

その地域に住む、年配の方の話では、このあたりは以前は鳥之郷小学校の学区だったのだそうです。それが、やはり団塊ジュニアの世代だと思いますが、子どもの数が増えて入りきれなくなり、城西小ができたそうで、

「わたしたちにしてみると、鳥之郷小の方が、なんとなく親近感があるのよね。」

とおっしゃっていました。確かに、自分の卒業した学校、自分の通った学校の方が、身近な感じがするものです。

ちょうど今日の市長のブログで、そのことについてふれてありましたが、ニュアンスとしては再編は既定という感じです。

増えたから、分離。減ったから、統合。というのは仕方ないのかなという気もしますが、当事者はそれだけではすみません。「代表者」という一部の人の意見だけでなく、幅広く地元の関係者の意見を聞いて、場合によっては学校選択ができるような、ゆるやかな学区制を検討するなども一つの方法ではないかと思います。

太田市にも大規模な分譲住宅地があちこちにありますが、同じぐらいの世代の人が集中しているために、人口構成に波があり、保育園・幼稚園や小学校、中学校とある一時期は子どもが集中するのですが、それをすぎると一気に人数が減り、クラスを維持できなくなる問題があちこちでおきています。さらに最終的には年配の方ばかりが住むことになり、空き家が増えたり、防犯や介護などさまざまな問題もおきているようです。

まずは、地域の人の意見を聞く。それを丁寧に集約していく。民主主義のあたりまえのプロセスが、さまざまな問題の解決のために、いま最も必要とされているのではないでしょうか。

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