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2005年5月27日 (金)

指定管理者制度セミナー

指定管理者制度というのは、これまで公社や事業団など、行政出資法人等に限られていた公の施設の管理運営を、民間事業者にも委託できるようにする制度です。

20050527141834 この制度により、NPO法人等の参入機会が広がることが期待されているため、おおたNPOセンターの主催で、制度の概要を学ぶセミナーが開催されました。

驚いたのは、参加者中の議員比率(?)の高さです。だいたい、30~40人くらいの参加者数だったと思うのですが、そのうち太田市議の人が1/4ぐらいを占めていた気がします。太田市でも、6月議会に指定管理者制度の条例が提出されるそうで、議員の人たちの関心も高いようです。

セミナーでは、県の指定管理者制度の概要説明と、指定管理者制度の課題について、県庁NPOボランティア課の職員の方たちからお話を伺いました。


制度の特色としては、委託の範囲が民間に広がったこと以外に、利用許可や料金の設定などについても受託事業者が決めることのできる範囲がひろがり、その結果それぞれの事業者の創意工夫で費用を最小に、効果を最大にという挑戦の可能性が広がったことなどがあげられます。

とはいえ、施設の管理運営ですから、行政がやろうと民間がやろうとそれほど差がない固定費の部分があり、費用を低減しようとすれば人件費の部分にしわ寄せが来たり、また、3年ぐらいの指定期間の後別の団体に委託が動いた場合、それまで働いていた人が職を失ってしまうなど、そこで働く人の労働条件が悪化する懸念もあります。

このような課題を乗り越え、この制度の趣旨を生かすためには、事業者の選定の過程や、受託事業者に対する実績評価の基準を明確にし、誰から見ても納得のいく、透明度の高い指定の仕方をすること、そして利用者の声を評価として取り入れていく仕組みをきちんと整えていくことが重要だと思います。

これらの点について質問したのですが、現状ではまだそのあたりの具体的な手続きは決まっていないようです。この制度自体は、NPO等の活躍の場を広げ、行政とのいい意味での競争が生まれるなど、生かしていくべき利点がたくさんあると思いますが、一方で指定する側の恣意的な判断により運営され、新たな利権の温床になるようなことがないよう、見ていく必要があると感じました。

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